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今日ご紹介する本は、岡倉天心による『茶の本(The Book of Tea)』です。日露戦争直後の1906年に西洋に対する日本の精神の紹介書として、英語で書かれた本です。茶の本ではありません。茶の思想に関する本です。茶の思想が持つ余白の美・未完の美・引き算の美が、如何に日本人の日常生活の中に静かに流れているのかについて書かれた本です。私が1993年に初めて日本に留学してから、日本の精神を理解するためにたくさんの本を読んできましたが、この『茶の本』こそが、三島由紀夫の『葉隠入門』と並んで、日本の精神の奥深さや日本人の無意識に刻み込まれた精神の真髄を理解するのに最も適した本でした。感性や内省を大事にし、自然との共生を大事にし、分断的な境界線を越えていき、融和的で調和的な共存共栄を目指すと共に、生活の中での芸術性や美学の追求する中でも、未完成なもの・不完全なもの・弱いものへの優しい配慮を心がける、日本や日本人の素晴らしさを改めて感じることができる本ではないでしょうか。短いけど、宝石箱のような本なので、ぜひ一読されてみてください。
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Track : Love in Italy
Music by Bgm President
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