詩人の例えた「こころ」が詩人らしすぎて笑える【萩原朔太郎】

詩って読んでもよくわからないという人が多いと思いますが、
そもそも詩ってどういうつもりで作ったものなの？
というところを萩原朔太郎の文章（「月に吠える」の序文）をもとに考えてみたいと思います。
また「こころ」という詩も紹介します。
詩人はたくさんいてそれぞれがそれぞれの詩をつくっているので、何とも言えない部分もありますが、近代日本を代表する詩人の萩原朔太郎の考えを知っておくことは詩を楽しむ上で役に立つのではないのかなあと思います。
動画ではというわけで詩というのはこういうものですという結論は言いませんでしたが、すべてみてくれれば萩原朔太郎が目指したものをつかめるのではないかと思います、たぶん。
☆今回紹介した本（リンクはアマゾン）
萩原朔太郎詩集（岩波文庫）
⇨amzn.to/3FbeNk5
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/ @anorak_books

[@yousukeangel]

ぬいぐるみとトレーナーとカバーをはずした文庫本の　色が　統一されている。　朔太郎大好き人間より。

[@kuminouechi9992]

実際のところ、詩ってどう書けばいいのか未だよくわかりません。ストレートに感情を露出すればいいのか、煙に巻かれたような雰囲気で表現すればいいのか。同じく読み味わう時もです。感性の問題でしょうか。と言いつつも私の琴線に触れた詩人といえば、宮沢賢二や中原中也でした。

[@anorak_books]

詩をつくられるんですね😵 萩原朔太郎によれば感情を伝えることが詩の目的のようですから、そのストレートに露出する、あるいは煙に巻かれた雰囲気をもってする方法で、「感情を完全に表現」できればどちらでも構わないということになりそうです。 ただ例えば狂水病者が極めて個人的な感情である「水が本当に恐ろしい」ことを全くそのまま詩にしても、一般、共通の焦点にはあたっていないので、それは特殊なことがらにとどまってしまい詩としての価値は低そうです。 ということがこの序文を読むかぎり考えられそうですが、僕は詩をつくらないので、これは空論かもしれません😂

[@pipimi2633]

詩が表現しようとしている詩情(朔太郎的にはにおひ)というのは、あっとわかればなんということもないシンプルなことなんだけど、わかるまではいくら言葉で説明されても分かりにくいものですね。

[@ピクミン-l9k]

新潮文庫版の萩原朔太郎詩集を持っていて、たまに読み返しています。 素晴らしいですね。

[@anorak_books]

詩集は出版社によってかなり雰囲気がかわりますね。新潮文庫版も気になります！

[@茶柱-v8h]

詩人はしんけんぽくて笑えますね

[@touchyannel]

要するに自身のクオリアを他者に伝えるのは大変だ！って事ですね😉

[@yu4444tu]

yumi 詩の定義、とても難しいですね。 でも、あのらくさんの解説には何とか付いてこれました。 私は武者小路実篤の、ご本人も詩なのか、散文なのかわからない、と言われているものをたくさん読んでいます。 こちらが解りやすくて、詩人と言われる人の詩を読んだのは、智恵子抄ぐらいです。 言葉にできない繊細な想いを、萩原朔太郎は詩に込めたからこそ、定義できたのかもしれませんね。

[@anorak_books]

前に武者小路実篤は劇なども書いているとおっしゃってましたが、詩(のようなもの？)も書いているんですね😲 そしてそもそも繊細すぎたから詩の意義を考える必要があったのかもしれません。詩作の意義は即ち自分の存在意義だったでしょうから。

[@82mikan]

高校の授業で「オリジナル詩集」みたいなのを作るという黒歴史を思い出しました（笑） 詩集は、なんやかんや理由をつけて読むのを先延ばしにしていますが、一番の理由は選書ですね・・・ すごく気になるのに、どんなのから読んだらいいかな？と悩み疲れて書店を去って行きます。

[@anorak_books]

その黒歴史を人生を通してつくりつづけると詩人になれるんですね笑 とくにこだわりがないのであればやっぱり教科書に載っているような有名な詩人のものを読んだほうがいいんじゃないでしょうか。 あるいは、詩集全部を読もうとするとしんどいので、いろんな詩人の優れたものを集めた本なんかがあればいいかもしれませんね。 そういう意味では海外作家の翻訳になりますが上田敏の「海潮音」はすばらしい本だと思います。

[@82mikan]

@@anorak_books 詩というだけで、ちょっと難しく考えていたのかも知れません。 あのらくさんのアドバイス参考にさせて頂きます！ ありがとうございます！