シュートが飛ばない理由の一つとボールが回転しない理由【ミニバス指導】

動画をご覧いただいたように、
膝を伸ばす動作と、肘を伸ばす動作を
同じにすると、シュートは飛びやすいよ
というお話でした。
フードリファンにはおなじみの、
「カックーン、ビューン、ネッシー」
ですね。
後半の練習風景の動画にもいましたが、
飛ばない子の多くは、手が遅れているパターンです。
北口コーチが最初に示した、
手だけの力だから飛ばない、または、
空振りしてしまうような感じになってしまいます。
そういう子には、
「カックーン、ビューン」
と声に出しながら何度かやると、
合ってくるようになります。
そしてピタッと合った時に、コーチが「それそれ！！」
と言ってあげて骨（コツ）を掴ませ、
神経回路を太くしていくのが良いと思います。
コツを掴んでいく練習の時に指導で気を付けたいのは、
合っていなかったときに、
「今のは違う」とあんまりくどくど言わないことです。
子どもが失敗を意識しすぎてしまうからです。
違う、違う、と何度も言われて嫌気がさした経験は
誰もがお持ちでしょう。
うまく行ったときに、「それそれ！その感じ！」
と言ってあげる方が、子どもも楽しくコツを掴めます。
じゃあ、合っていない時は？
スルーです。スルー笑　流しましょう。
「今のは違う」というより、
「カックーン、ビューンやでー」とか、
「膝と肘同時やで」のような成功を
イメージさせる声掛けが大切です。
それと、ちょっと長くなりますが、
人によっては、「膝と肘」という表現より、
「お尻と手首」という表現の方が
やりやすい子もいます。
人はざっくり2パターンに分かれます。
膝、肘、（みぞおち）主導型と、
お尻、手首、（肩）主導型です。
その辺の細かい話は置いておいて、
膝と肘をセットにするか、
お尻と手首をセットにするかの
どちらかがしっくりくると思うので
子どものやりやすい方を選ばせてあげてください。
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