【手話学習者向け】おすすめの本5選 |

[@Katsuo_Shuwa_Doga]

想定学習歴のテロップを入れ忘れていました。 因みに完全なる感覚です。 ①「ろう者のトリセツ 聴者のトリセツ ろう者と聴者の言葉のズレ 」 学習歴: 0年目～ コメント: いわゆる「ろう文化」と言われるものが簡単に紹介されている書籍。手話の本ではないため、文化面から興味がある人向け。 amzn.to/4a0T10Q ②「ひと目でわかる実用手話辞典」 学習歴: 0年目～1年目 コメント: 普通の辞書。由来が多めだと思い、購入した。面白い単語も掲載されているため、個人的に好みだった。 amzn.to/3WvabjY ③「ユーキャンのこれだけ! 実用手話辞典」 学習歴: 0年目～1年目 コメント: 使用経験がないが、有識者扱いされる方が勧めている場面を見かけることが多い。 amzn.to/4dr81b1 ④「はじめての手話」 学習歴: 2年目～4年目 コメント: なぜか手元にあったがろうの方が思う「理想の入門書」。実態としてはこれから入門すると恐らく手話は続かない、続くのであれば最初からその人には手話の才覚があると思われる。いろんな経験をした後で読み返すような書籍だと思う。 amzn.to/4a8U3rJ ⑤「日本手話で学ぶ 手話言語学の基礎」 学習歴: 4年目～ コメント: 手話での会話をひと通し経験したうえでさらに手話を考えたいという稀有な人に合っている本。会話の中では手話単語を学べても手話の仕組みを学ぶ機会はほとんどない。それだと人に伝えるうえで感覚論になりやすい。それでは言語学の面から手話を学んでみよう…となる。言語としての手話に興味を持つ方や手話サークルで教える立場にある人は手に取ってみてもいいのではないだろうか。 amzn.to/3y3jGwG

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コメントでいただいた書籍もまとめました。(最終更新: 2024/08/19） KZbinの仕様上、長文を書くとスパム扱いで非表示となるケースがありますので紹介者コメントもこちらに転記しました。 ■白水社「しくみが身につく手話1　入門編」 amzn.to/3YPVHfL 紹介者コメント: 有名な語学書のニューエクスプレスシーリーズの手話版の様な本。いわゆる語学書です。 フレーズが淡々と紹介されたりしている本ではなく、王道の語学の参考書から学びたい人には絶対に合う。 難しすぎず簡単すぎない。学びやすい。 購入者はQRコードか何かを読み込んでスマホで動画が見れるスタイルなのでDVDプレイヤーなくても大丈夫。 会話分→文法解説→単語→練習問題の流れ。書籍には会話分や例文の写真、手話ラベル、日本語訳が載ってます。 はじめての手話は難しすぎて挫折した人はこの本からやると良いかも。 以前問い合わせたところ3以降を出版する予定はないそうです。手話のテキスト、文法書は初級編までは多いですが、それ以上になると一気に選択肢が少なくなります。発売された当初は中級とか出ると思ってたので悲しい… ■白水社「しくみが身につく手話2　初級編」 amzn.to/4dOCu26 紹介者コメント: （同上） ■はじめての手話 amzn.to/4a8U3rJ 紹介者コメント: 本編の前の部分が難しすぎて挫折しました、他の本で勉強した後にその部分を見てみるとこんな貴重な情報が載ってたのか！と感動するほどの情報量です。 本編は仕組みが身につく手話と同じ感じです。本編は初心者にもわかりやすい。一部動画はKZbinで見られるが、難しい冒頭部分の一部のみで、本編の会話文や、冒頭部分の一部は動画がない。 ■日本手話の仕組み amzn.to/4dLzO5y 紹介者コメント: 語学書みたいな感じで会話文、文法説明、単語紹介がある訳ではなく、前半は日本手話の説明書の様な内容で、中盤は文法（文法説明＋例文）、後半は日本手話らしい表現について書かれています。知識ゼロで読んでも完全に理解はできなかったです。所々知識ゼロでも理解できる所があるのでそこだけ勉強して、分かんなかったところは、勉強が進んで理解度が少し上がってから読むと理解できました。はじめての手話の冒頭部分ほどは難しくない。 KZbinで動画見れます。 ■日本手話と日本語対応手話の間にある深い谷 amzn.to/4ctYSNj 紹介者コメント: 一通り初級が終わった人向け。内容はとっても豊富で勉強になることばかりですが、写真のみで動画が一切ないので、NMMについて詳しく書かれていますが、一部そのNMMが具体的にどういう動きなのか文章で説明されていなかったり、写真では分からなかったです。他の教材で勉強したり、他の手話の動画見ていく中でわかった部分もありましたが、未だにわからない部分もあります。身近にろうの方がいる場合はいいと思います。 他の教材よりも取り上げられている文法が多いので、文法についてとにかく詳しく知りたい方にお勧めです。 前半部分は日本手話の仕組み同様、日本手話の特徴を、コラムの様な感じで書かれているのでこの部分は知識ゼロでも理解できますし、楽しめます。 ■驚きの手話パポ翻訳 amzn.to/3YMGD2n 紹介者コメント: DVD付き。前編日本手話付きです。先に日本手話が収録され、その後日本語に翻訳され、その翻訳が書籍に載ってるという珍しい本です。 語学書と言うよりコラムのような構成です。 日本手話の特徴や、文法なども載ってます。 例文の一部が日本語訳が記載されてませんが、それ以外はほぼ全部日本語訳付いてるので独学でも勉強しやすいです。 もう絶版してるので中古でしか手に入らないです、買うときはDVDが付いてるかどうか確認してから買ったほうが良いです。 2008年出版なので詳しく学びたい方向けにおすすめの教材が紹介されてますがそのほとんど絶版してるのは結構痛いです。

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■『私たちの手話学習辞典1，2』 amzn.to/3Avi1kH amzn.to/4fTxcUX 紹介者コメント: 良い所…手の形、日本語どちらからも引ける唯一の手話辞典。 全国手話検定の試験単語に対応してる。 例文付き。 使ってる人は多いので手話学習者には通じるかも。単語数多い、1は3500語、2は3000語。 気になった点…手話単語のチョイスが独特で造語っぽい表現が多い。（2では新しい手話2010〜2013がすべて収録されているのでその影響もあると思います、1にも造語っぽい表現多めでしたが。例「基本」グーにした方の手の肘のあたりでもう片方の手で本を開くような動き、普及しているのはグーにした方の手の肘の下でもう片方の手でグーを下に向かって開くような表現）ろう者が使っているところを見たことがない手話表現が多いので、この辞書だけで勉強したら通じないこと多いかも。 電子書籍がない。 2冊買わないといけない。（初心者は、まずは1だけで良いかも、全国手話検定の5級から準一級までの手話単語が載ってる、2はカタカナ語、IT、労働、金融関連の単語が収録されてます。） ■『すぐに使える手話パーフェクト辞典』 amzn.to/3SYCmFp 紹介者コメント: 良い所…電子書籍が最近発売されたので、それをPDF化してOCR処理して文字検索できるようにしたので検索が楽（PDF化したり、OCR処理は自分でやる必要がある） 単語数が多い、約11000。 日本手話の手話辞典だと記載されている通りろう者が使う手話表現ばかり。 例文付き。 わたしたちの手話学習辞典とは違い、造語っぽい表現が無く、一つの手話単語に対し日本語訳の数が多い（手話の動きは同じでマウジングで区別する） 日本手話勉強してる人はこの辞書使ってる人多い。 読みやすい。 固有名詞も載ってる（ブランド名、野球チーム、人名等） 気になった点…日本手話の辞典だが、NMなどが例文に記載されていない。手型から引けない。電子書籍で文字検索ができない。 ■『ユーキャンのこれだけ！実用手話辞典』 amzn.to/3Av4PMO 紹介者コメント: 良い所…日本手話の手話辞典、作者は手話パーフェクト辞典と同じ。手話パーフェクト辞典よりもNM（表情や口型）についての説明が多い。私が買ったことある手話辞典の中で一番NMに関する説明が多い手話辞典だと思う。 小さいから持ち運びに便利。読みやすい。 国際手話の単語が少し載ってる。 気になった点…単語数少ない、約3400単語。 例文にはNMについての説明がない。 手型から引けない。 電子書籍がない。 ■『新日本語手話辞典』 amzn.to/3WTKDf6 紹介者コメント: 良い所…他の辞書に載ってない表現が多い。約10000語。 手話の用例集で、単語帳に近い他の辞書とは違う。 「ふたつ」と引くと ①石が2つ→石/2 ②選択は2つに一つ→選択/どちら ③2つになる（子供）→年齢/2/子供　 ④ふたつとない→他/無い 上記の様にその日本語が使われた用例がたくさん載ってる。日本語から手話に言い換えるのが苦手な人におすすめ。 中級者向け（これから手話勉強しようとしてこの辞典買ったらムズすぎてモチベ削がれるので注意） 気になった点…持ち運びに一切向いてない。 ビビり倒すほどに値段が高い、24000円。 電子書籍がない。 一冊しか使えないなら私だったら手話パーフェクト辞典を選びます。癖がなく、電子書籍もあるので持ち運び便利、単語数も多いのでおすすめです