シン・エヴァンゲリオン劇場版:‖【演出解析】「『円環』をなす物語における『図像』の象徴的役割りについて

[@アニメ演出解析]

チャプター 0:00オープニング 1:30旧劇場版との共通点 2:44アバンタイトル 6:59第三村 9:18ケンスケの家で 9:50そっくりさん 13:31ヴンダーで 19:19シンジ出撃 20:28カヲルの補完シークエンス 21:14大人になったシンジとマリ 23:45エピローグ

[@ss-qs7pc]

遂に演出解析！ありがとうございます！！ ”繰り返し”をテーマに制作されている映像作品はとても多いように感じますね。その中でも、円形のオブジェクトを利用してテーマを連想、暗示させる様な演出の方法はよく見かけるものですが、対照的な直線のオブジェクトが「敵」や「乗り越えるべきもの」の象徴として描かれているというのはとても面白かったです！ エヴァンゲリオンは何度も観たいと思っている作品なのですが、中々見始めることが出来ないのですよね。。。 この状態を何度もループしている私からすれば、シンジがどうやってループを抜け出したのか気になります！いつか絶対みます！！

[@アニメ演出解析]

素敵なコメントをありがとうございます。 “繰り返し”は、近年のアニメの中で重要なテーマになって来てますよね。 日本では、文学では『時をかける少女』、漫画では『火の鳥』からの伝統もありますし、“繰り返し”のループから抜け出すことで、登場人物の成長や努力を分かりやすく示すこともできます。また、“繰り返し”は変わらない「日常」の、“円環（サークル）”は「仲間」の暗喩でもありますから、学園ものや部活ものが多いアニメと相性も良いように思えます。 そもそも、日本の古い呼び名が「倭国」→「輪国」ですから・・・。 エヴァンゲリオンをなかなか見始めることが出来ないのは、よく分かります。 「見たい！」と思ったときが一番の「見時」ですからね。