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ストーブの正しい使い方について聞くために訪れたのは三条市の暖房器具メーカー。
まず、注意しなければいけないのがストーブを置く位置です。
【コロナ 広報室 星野 敏広 係長】
「燃えやすいものとの距離が近づきまして、これは良くない状態にある」
反射型の石油ストーブの場合、背面は20センチ、左右は50センチ、前方は1メートル以上燃えるものから離して置いてください。
ストーブの上で洗濯物を干すことも絶対にやめて欲しいといいます。
さらに感染症対策などで使う場面が増えたアルコール消毒液も引火の恐れがあるため、ストーブの近くに置かないでください。
続いて注意が必要なのが給油です。
【コロナ 広報室 星野 敏広 係長】
「給油いただく時には必ず火を消してから作業を行って欲しい」
タンクの給油口にゴミなどが挟まっていると、本体にセットする際に灯油が漏れて引火してしまう恐れがあります。
給油の前に必ず火を消して5分程度、熱を冷ましてから給油をしてほしいということです。
一方、灯油の高騰が続く今、少しでも節約したい心理が働きますがそこにも注意点が。
【コロナ 広報室 星野 敏広 係長】
「燃料を節約したいと、このように燃焼筒の火力を小さくして使いたいという考えもあると思うが、このように燃焼筒の上の部分が赤くないです。ー段々と黒くなってきました。
【杉本 一機 キャスター】
この状態はもう正しい燃え方ではない?
【コロナ 広報室 星野 敏広 係長】
「はい、赤熱していない状態で使うと、一酸化炭素がたくさん出ます」
石油ストーブの正しい状態は燃焼筒全体が赤熱していること。
ストーブ前面の「しん調節つまみ」で「しん」の上げ下げをし、炎を正常な状態に保たないと一酸化炭素中毒のおそれもあります。
【コロナ 広報室 星野 敏広 係長】
「あくまでもダイヤルについては室内の温度を調節するためのものではない。燃焼筒の炎の高さを調節するための機能であると理解してほしい。必ず取扱説明書に書いてある基本的なことを守って頂いて、安全快適にご使用いただきたい」