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事件の一部始終を捉えた防犯カメラ映像には、2022年8月30日の夜、踏切に向けて自転車を押して歩く人影が映っています。
踏切に到着すると自転車を横倒しにして…小走りで、現場を立ち去りました。
そして線路に自転車を放置してから約20分後、線路に放置された自転車に衝突した電車は34分間の緊急停止を余儀なくされました。
この人物は、電汽車往来危険の罪などに問われている糸島市の無職・斉藤絢香被告(28)です。
逮捕から半年、3月6日に福岡地裁で初公判を迎え斎藤被告は、廷内に入ってしばらくすると足を組んで座りだしました。
◆裁判官
「公訴事実に間違いないですか?」
◆被告の女
「あってます」
一体なぜ、斉藤被告はこうした行為に及んだのでしょうか?