トルストイ 戦争と平和の作者の思想とは【ゆっくり解説 倫理】

  Рет қаралды 5,284

公民ちゃんねる

公民ちゃんねる

Күн бұрын

Пікірлер: 14
@聡福地
@聡福地 Жыл бұрын
動画という制限内の解説ではあるが、震えるほど解説が上手い。正直日本のロシア文学者でこれほどトルストイを上手く解説できる人はどれほどいるか、というほど凄い ・トルストイは実は作家ではない(生涯一度も名乗っていないし、本職は地主としている)。文学活動も教育業の挫折でやった側面があり、前半の農家/教育業を主軸に開設したセンスは素晴らしい。ロシア文学者の解説でも「デカブリストの人々」(未完)に触れる人は稀。 ・「アンナカレーニナ」とそれに派生するトルストイ主義はショーペンハウエルの影響が大であり、これに部分的とはいえ言及するのは大変すばらしい。ロシア文学者でもトルストイとショーペンハウエルの関連については過小評価する人が大部分。 ・ガンジー→キング牧師、の系譜に言及するのも素晴らしい。これもロシア文学者が言及することは意外に少ない(後年ガンジーは「トルストイ農場」という農場を作っている)  世界的にも反戦運動の創始者(日本の反戦運動の起源は、日露戦争直前にトルストイ主義を導入したのが最初、与謝野晶子とか徳富蘆花とか)と言えるトルストイの「戦争と平和」をプーチンが読んで感動し、起こしたのが今日のウクライナ戦争というのは皮肉(「戦争と平和」は国威発揚に利用されてきた経緯があり、論文も出されている)。「戦争と平和」に反戦思想はないものの「アンナカレーニナ」には反戦思想が出てきておりプーチンが国威発揚を「戦争と平和」に求めるのは歪曲も甚だしい(ただしプーチンはトルストイの知識自体は相当持っている)なお1877年8月号の「作家の日記」にドストエフスキーが「アンナカレーニナ」におけるトルストイの反戦について痛烈に批判しているのはロシア人の戦争観を知るうえで興味深い。
@koumin
@koumin Жыл бұрын
ありがとうございます!倫理の教科書ではドストエフスキーは芸術の分野、トルストイはヒューマニズム人道主義の分野で取り上げられるのでこのような形の解説になりました😄
@ansei4th
@ansei4th Жыл бұрын
三十年前に見た映像の世紀で、トルストイのファンが本人の前で「もう百年生きてください!」と叫んだ意味が解りました。いま、恥ずかしながら四十過ぎてやっと戦争と平和を読んでいますが、本当に素晴らしい作家だと思いますが、生き様まで素晴らしかったんですね。聞いていて涙が出そうになりました。教育事業に関しては自分もぜひともマネしたいものです。
@koumin
@koumin Жыл бұрын
トルストイ本人を知ることで作品がより深みを増しますよね
@小豆新井
@小豆新井 Жыл бұрын
20世紀にロシアの思想家がインドの思想家に平和主義を説き 21世紀にインドの首相がロシアの大統領の戦争を批判する これが歴史か・・・
@koumin
@koumin Жыл бұрын
インドは独立を勝ち取りましたが ロシアはどうなんるでしょうかね
@yakimotilucky
@yakimotilucky Жыл бұрын
今の日本とよく似てますね、何をやっても無駄だと思っているからね🇯🇵😥想像の枠を出て、行動すれば良いのに❤
@serorikureson
@serorikureson Жыл бұрын
そういえば広島サミットのときにガンジーの胸像がお披露目されて モディさんもいっしょに映っていた
@koumin
@koumin Жыл бұрын
平和主義!
@meroppa1
@meroppa1 Жыл бұрын
俺にとって稀に見るチャンネル登録ハードルが低い回。 0:12 ロシア的にはこの3人よりプーシキンの方が人気なんですよね。プーシキンとトルストイ双方の家系の因縁みたいなのが面白い。詳しい事は知らないのでの後世の創作かもしれないけど。ロシアはそのプーシキン家なりアレクサンドルメーンシコフとかガガーリンとか日本で言う秀吉みたいな下層民とか外様(他国人)の成功譚が多い、それらもある程度は平等が正義のイデオロギーの後付けプロパガンダ要素があるかもしれないけど、マルクスレーニンが現れる以前から平等が好きで民族主義は弱めの国民性、そういう社会で過ごす感覚がどんなもんか経験してみたかったです。 日本では他国人や異民族が重要な地位に就くって奈良時代以前のイメージしかない。江戸時代の始まりと終わりには他国人が技術者としては雇われていても大臣とか軍事とか地方行政での実権を委ねられた例が思いつきません。秀吉なり劉邦は字が読めた以上は実はさほどの底辺の出自でもない説があり、ロシアの底辺からの成功者にもそれに似たイメージがあります。現代の底辺からの成功者として田中角栄がいるけど彼もそれを売りにしてた割には左派政党にいた訳でもない、敗戦でのそれ以前の反動と共産思想の世界的流行で当時はそれをアピールする事が票に繋がったのかもしれないけど、もし俺が他国人だったら「日本は資本主義なのになんで貧農出自を掲げる奴がトップにいんの?」って二極思考からの矛盾で混乱してたかもしれず、そのへんはやっぱり日本に住まないと肌で辻褄合わせが出来ません。 冒頭3人とプーシキン自身は身分や家柄は良い方なのに社会的弱者を擁護する活動をしてるのは、今のアメリカでインテリほど左寄りで民主党支持者なのに似ています。でも今の日本のネトウヨにはプチ成功者≒インテリが多いと言われてる。なぜそういう違いがあるのかは文系科目を一通りなぞらないと理解できなさそう、寿命までにそれが出来る気がしません。 スルストイが生まれた頃のロシアの貴族や領主は日本の武士同様に大部分が没落し生活は苦しかったそうなので革命時にも保守側につく貴族と革命側につく貴族で割れたと思うんですよね。これも日本史で言えば戊辰戦争で徳川家なのに朝廷側につく勢力がいたりするややこしさに似ています。ただ俺はその「没落貴族」をあまり信じません。正に秀吉と同じで「お前いう程貧しくないやん」て生活してそうなケースが多い。ホームレス経験あったり今も食費月1万円の俺に言わせれば「私は月収30万円の没落貴族です」みたいな言い分は到底認められない。 3:35 ロシアビヨンド「ロシアの農奴制は奴隷制ではなかった」を見てると(ロシアの主観・プロパガンダ的には)18世紀初めのピョートル大帝の頃から社会が変わり始めているのを感じます。奴隷制に限れば1772年イギリスで黒人奴隷ジェームズサマーセットが開放されたのは新大陸で安価な奴隷労働力による農作物輸入のせいで本国農家が貧しくなる事に対する反発と言われるけど、じゃあ同時期のフランス革命以前のロシアでは一体何が権利意識の高まりに繋がっていたのか謎です。単なる宗教改革と啓蒙思想の余波とも思えず、統計学とか経済学とか軍事の上で唯物的な理由が無いと社会ってそんなに変わらない。 日本も藩民は自由に移動できなかったし権威には逆らえなかったのを考えれば全く変わらないか、それが開国まで変わらなかった点で権利面では日本の方が遅れていたように思えます。ウィキ「初夜権」では日本語記事が最も長いのが日本人のガラパゴス的父系権威社会を象徴しています。 8:55 ジョンデューイのプラグマティズム教育からブルーナーの発見教育に繋がりそうな流れですが、少なくとも自分が日本なり留学先で受けてきた発見教育は、刷り込みや強制をそうとは言わせずあくまで生徒が自主的に気付いたと言わせるように仕向けた権威主義下強制洗脳教育でしかありませんでした。中高の先生に「ナンバーワンになれ!」「ゲーセンと男女交際とバイク禁止」とか言われたけど「その理由は?」という質問は絶対に許されなかった。誰も何も納得してないのに「一番を目指さなければいけない事が分かりました」みたいな感想文なり反省文を書く事しか許されなかった。遠足や運動会が国民皆兵の名残であるように30年前の学校もまだまだ軍事・全体・権威の体質が強く、未だにそういう学校がたくさんあり自分より年下の教師が生徒にそれを繰り返させている事には上の世代として責任を感じさせられます。そのへんもやはり国民自身が文句言いながらも結局権威社会を望んでるせいなんじゃないかと。もう一つは中江兆民の「日本には古より今に至るまで哲学無し」。発言する事だけでなく徹底的に考える事も許されない。教師がギリシャ人みたいな哲学好きだったら「なんで制服着なきゃいけないんですか」って質問に正面から対応してくれそうです。 11:52 ニーチェの言葉で一番印象強かったのが「男を魅了する事を忘れた女は人を恨むようになる」でした。異性の事ばかり考えてる奴こそ人徳者とかけ離れてるんじゃないの? って考えだったので意味がよく分からなかった。検索してみたら唯一引っかかった杉本彩のブログが出てきて女性的にはそういう解釈と論理なのかなとなんとなく理解できました。でも反対の「女を魅了する事を忘れた男は」はやはり成立しない気がします。
@koumin
@koumin Жыл бұрын
このチャンネルは選ばれし猛者だけが登録してますからね・・・
@聡福地
@聡福地 Жыл бұрын
ロシア人にとってプーシキンは人気というより「格」が上、という感じ。いわば近代ロシア文学の祖。ロシアではトルストイ>ドストエフスキー。ドストエフスキーは中高で「罪と罰」が教えられそれにアレルギーを持つものが大半でそれでロシア人はドストエフスキーが嫌いというか苦手意識を植え付けられるようだ。ただドストエフスキーは革命を明確に批判しソ連時代は抑圧されたもののペレストロイカ以後は再評価されている。とはいえロシア人はマッチョ志向でありソ連(レーニンが「アンナカレーニナ」の熱烈な愛読者でありトルストイ自身が革命家に比較的同情的な姿勢をとったのもありソ連ではトルストイは優遇された)の有無にかかわらず屁理屈をこねるドストエフスキーよりは素直な文体のトルストイのほうを好んだと思われる。
@文-e3m
@文-e3m Жыл бұрын
今、映画『戦争と平和』を見る為にトルストイを調べたら、視聴者の方々の博識ぶりに圧倒されて驚いています。70代の私が高校生の時にこの映画を見ましたが、意味が全く解りませんでした。しかし、ここに投稿された方々のお話を読んでもまた、サッパリ解りません。婆の私が只解るのは、古代より、男子が戦争が好きだ、ということです。トルストイは平和主義者でしたが。単純に、何故戦争をしたがるのかな?広大な宇宙の中のチッポケな地球と言う星の中で??
【空宙博】沼野 充義 氏「ロシア文化の謎と魅惑」【講演会】
45:51
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館【空宙博】
Рет қаралды 5 М.
НИКИТА ПОДСТАВИЛ ДЖОНИ 😡
01:00
HOOOTDOGS
Рет қаралды 3 МЛН
This dad wins Halloween! 🎃💀
01:00
Justin Flom
Рет қаралды 39 МЛН
ПРЯМОЙ ЭФИР. Золотой мяч France Football 2024
4:41:06
Wait for it 😂
00:19
ILYA BORZOV
Рет қаралды 8 МЛН
War and Peace, Part One | BASED ON LEO TOLSTOY NOVEL | FULL MOVIE
2:26:49
How To Be Extraordinary - Friedrich Nietzsche (Existentialism)
26:04
Philosophies for Life
Рет қаралды 1 МЛН
세계 최초, 예수의 비밀 폭로
1:07:49
너진똑 NJT BOOK
Рет қаралды 847 М.
НИКИТА ПОДСТАВИЛ ДЖОНИ 😡
01:00
HOOOTDOGS
Рет қаралды 3 МЛН