ツバメのねぐら入り

8月9日東京公演開催決定。
詳細は当チャンネルのコミュニティをご覧ください。
【映像作家の日記】
今日も後遺症の排便障害に打ちのめされる。
北の空に見事な積乱雲が育っていたので平城宮跡に向かった。
しかし、トイレに駆け込むことに。
1時間以上はトイレで悶絶、、、
トイレから出ると積乱雲は消えていた。
これまでもどれだけ撮影を中断してトイレでの悔しい時間を味わったか。
ツバメのねぐら入りを撮影することは出来たが、終始腹痛に耐えなくてはならなかった。
最近は特に思う、どうしてこんなにも苦しまなければならないのか。
癌で倒れて10年。私の時間は止まっている。
今も仕事の夢を見る。
当時の仕事仲間はもう私のことなど遠い記憶の存在なのだろう。
大昔の出来なのだろう。
でも、私の中では時間が止まっていてる。
私にとっては大昔のことではなく、今も私の心はそこにある。
昨日のことのように覚えている。
ふと思う。今、私は何をしているのだろうか。
仕事に出なくてこんなことをしていて良いのか？
そうか、私は仕事を諦めたのだった。仕事を断るようになって5年以上が過ぎている。もう誰も私に仕事を頼もうなどとは思わない。みんな私のことなど頭にない。
でも、私の心も私の記憶も私のすべては今もあの時のまま。
私1人が取り残されて、前にも後にも進めないでいる。
光はどっちだ。上はどっちだ。私はどこにいる。私はどこへ行けばいい。
何も分からない。ただ確かなのは私の時間は止まったままだ。

[@user-op4ow1gz1q]

小さいな父の畑の上を、どこにいたのかと思われる程の、ツバメが飛び交っている場面に遭遇しました。 父と私の頭上スレスレをブーメランのように旋回を繰り返していました。 興奮している私とは対照的に父は平然と作業をしていました。 この様な素晴らしい経験は一回きりでしたが、今日の映像は、生前の父に会えた懐かしさや不思議な世界での出会いがいっきに思い出され感無量です。 いつも有り難うございます。

[@myashi4606]

刻の知らせ 　 樹々のざわめきに 夕暮れの刻を聞いて 鳥達はねぐらに急ぐ 太古から 優しい刻の知らせは 風鐸の音と共に 暮らしの息を続ける