つまらない小説にまつわる、面白い話 1/3【読書の放課後】

[@suiseibookclub]

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[@soma9697]

なるほど！すごく面白い考察ですね 冒険小説のハラハラドキドキを期待して読み進めたら、後半は恋愛小説だったとか、ホラーを期待していたら頓珍漢なミステリ小説だった、みたいな期待外れの感じかなと解釈しました。ネタバレというより、もう少し抽象度の高い「〇〇方向に行くかと思ったら△△の方行ったか〜、なんかそっちじゃないんだよな〜」みたいな・・・ 大まかな方向性は先に示してあるほうが、エンタメとしては親切なのかなと思いました。

[@user-db5ox2dg2h]

本編より、つまらない理由の方が面白いって。 刺さりました(笑)👍

[@suiseibookclub]

皮肉をかましてしまいました。でもほんとに、つまらない理由に気づくためのコツを掴むと、フィクションはすっごく面白くなります。

[@dawnobjecta]

ゴールがないと退屈に感じるけど、つまらないわけではないって話ですね

[@user-rf9lb7mp5k]

歳を取ると、ストーリーに興味が、なくなってきました。どんでん返しは過去に読んだどの作品かに似ています。いま、小説を読むのは、その世界観を味わうためです。ホームズを読むのは、ヴィクトリア朝のイギリスの雰囲気を味わう。ホームズとワトソンに会いに行き、2人のやり取りを楽しむ。荘子を読んで、皮肉屋の彼のやもやま話に耳を傾ける。おっしゃていた潜水ゲームと同じですね。ストーリーは無くてもよい。主人公たちが醸し出すその時代の空間に包まれたいのです。

[@suiseibookclub]

とても重要なご指摘だと思います。 私も今は、ストーリーにはあまり期待せず（とはいえ、幸い、新しい抜群の才能が時々現れることを確認できています）、文芸作品のなかでしか味わえない空間や時間を楽しんでいます。 このままずっとここに居たいな、と思える世界観は、それを心の中に持っているだけで喜びになります。 私は世代もあってゲームの影響が大きいですが、小説ならデュマの『モンテ・クリスト伯』など、サスペンスなのにとても落ち着く、親しみを持てる場面が沢山あります。

[@user-hj6se6wd3r]

ゴール先に書いちゃうと逆に面白く無くなると思ったが逆なんですかね😢

[@suiseibookclub]

曖昧にでもゴールを最初に示したほうが、読者が離れないので、エンタメ作品の作り方としては有効です。 一方、芸術性を意識する作品だと、物語の着地点を示さないことも多いですね。