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演奏:土気シビックウインドオーケストラ @TokeCivicWO
Performed by Toke Civic Wind Orchestra
指揮:加養浩幸
Conducted by Hiroyuki Kayo
収録:2024.9.28,29@芝山文化センター
録音撮影:ケイレコード krecords.net/
オペラそのものはあまり上演されないけれど、その序曲だけが飛び抜けて有名なものというのは結構存在します。この作品もそうではないでしょうか。
ジョアッキーノ・ロッシーニ作曲の「ウィリアム・テル」序曲はオペラの物語を暗示するかのような、以下の4つの場面から成っています。
第1部 Andante(夜明け)00:03
第2部 Allegro(嵐)01:11
第3部 Andante(静寂)02:27
第4部 Allegro vivace(スイス軍隊の行進)04:01
チェロのアンサンブルによる美しい導入、劇的な嵐の描写、コーラングレの甘い牧歌を経て、勇壮な行進曲で締めくくられるという、まるで交響詩のような充実した内容ですね。特に第4部は演奏会においてはもちろんのこと、テレビやイベントなどさまざまな場面で使用されていますので、誰しもが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。前の3部は原調ですが、この楽節だけは半音下の変ホ長調としました。他、この編曲は技術的な障壁をできるだけ取り払い、しかし音楽的な魅力を損なわぬよう努めたものです。
楽譜について2点。
一つは低音に現れるm.21最後の八分音符について。
私の手持ちのオーケストラスコアではFis音で記譜されていました。おそらくE音の誤りだと思います。しかしながらこのFis音、実はとてもハマると言いますか、むしろ格好良い。だからかどうかは分かりませんが、Fis音のまま演奏されているケースも少なくないように見受けられます。私の判断としては「記譜のミス」でございますが、念のためスコア上およびこの解説に記した次第です。
二つ目は打楽器について。
[14]より登場するシンバルと大太鼓については人数に余裕があれば…で結構でございます。これらは原曲よりそのまま引用したものです。(井澗昌樹)
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ウィリアム・テル序曲
William Tell Overture
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作編曲:ジョアッキーノ・ロッシーニ arr. 井澗昌樹 (Gioacchino ROSSINI / arr. Masaki ITANI)
吹奏楽小編成
演奏時間: 0:06:00
グレード: 3+
品番(商品コード): FML-0364(102-19429)
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