【構造塾＃06】瓦屋根は地震に弱い？

[@なのたろう-h5p]

いつもわかりやすい説明で勉強になってます。 質問があるのですが、これから新築で軽い屋根で設計して建てた家を何十年か後に屋根を重い瓦などに変えようとする場合は耐震補強などをする必要があるのでしょうか？軽い屋根でも重い屋根にする想定で計算してもらってたほうがいいんでしょうか？

[@構造塾チャンネル木造住宅の]

コメントありがとうございます 新築時に軽い屋根で設計している場合、 何十年か後に瓦などの葺き替える場合は、耐震補強が必要です 仰るように、将来を見越して 思い屋根で設計しておくのは良い考えだと思います

[@irok5330]

多くの有意義な動画を上げていただき、大変勉強になります。質問ですが、当方の住宅、在来軸組木造住宅で、１９９５年３月竣工の家ですが、２階小屋裏（屋根裏）が丸太梁で組んであります。２７センチほどの太い丸太（多分米松）ですが、耐震面で問題はないでしょうか？お忙しいところお手数おかけしますが、ご教授いただければ幸いです。

[@構造塾チャンネル木造住宅の]

コメントありがとうございます 丸太田梁について 詳しく見てみないと明確に回答できませんが、 丸太梁は断面が大きい分、丈夫ですよ

[@irok5330]

早速の回答ありがとうございます。@@構造塾チャンネル木造住宅の

[@user-ozapin]

佐藤さん #6配信ありがとうございます。 瓦屋根が地震に弱いの誤解、 よくわかりました。 そういえば今、瓦屋根の家東京では少なくなりましたね なんで何ですかね？ こんな興味深い記事がありました。 ●東京・浅草寺は本堂の屋根を土瓦からチタン瓦に変え、屋根の重さを９３０トンから１８０トンに減らした。東日本大震災では瓦が一枚も落ちず「安全性が高い」（浅草寺）ことから、１７年６月には五重塔にもチタン瓦を採用した。

[@構造塾チャンネル木造住宅の]

コメントありがとうございます 最近は瓦屋根がめっきり減っていますね・・・ 地震に弱いという誤解、費用面、デザインとの相性など 理由はいくつかありそうですね チタン瓦の記事、興味深いですね・・・

[@universal_0794]

先生いつも解り易い解説有難うございます。 我が家は当初は瓦屋根にする 予定でしたが、スレート屋根 になりました。 スレート屋根の場合メンテが 大変な気がするのですが。

[@構造塾チャンネル木造住宅の]

コメントありがとうございます メンテに関しては詳しくないのでなんとも言えません・・・ スミマセン 業者の方にメンテの目安など聞いておくと良いですよ メンテ費用の準備、心構えができますよ

[@irok5330]

昨日質問しご回答頂いた者ですが、追加質問させていただきます。２階小屋裏の直径約27センチ丸太梁は、今時のプレカットの梁に比べてだいぶん重たそうに思えます。瓦屋根は重い屋根として耐震面で考慮されますが、丸太梁は耐震面で影響はないのでしょうか？また、耐震補強工事を行う際、丸太梁に関して留意すべきことがあればご教授ください。御多忙のところ何度もお手数おかけし申し訳ございません。

[@構造塾チャンネル木造住宅の]

丸太梁の件 重量は重くなりますが、断面も大きいため梁としては強いですよ 瓦屋根でも問題ないです 耐震補強の場合、 通常の梁と取り扱いは変わりませんよ

[@irok5330]

御多忙のところご回答ありがとうございます。@@構造塾チャンネル木造住宅の

[@k.g.6114]

支えるもんがないのに重いのは不利でメリットもないですね。😊

[@cucuru1244]

いつも大変参考にさせていただいています。 現在3階建を検討していますが、良く頭が重いと不利、と言われて瓦は止めるように言われますが、3階建の場合も等級3にしていけばあまり問題ないものでしょうか？ 高度規制で勾配が取りづらいと言うのは別の問題としてあるとは思っていますが。

[@構造塾チャンネル木造住宅の]

コメントありがとうございます 頭が重い構造は地震に対して不利なのは確かです しかし、許容応力度計算においては 瓦屋根が載っている状態（頭が重い状態）で計算するため ３階建てでも等級３であれば安全ですよ！

[@cucuru1244]

ありがとうございます！ 多くの情報が主に二階建てを前提にした話が多いので疑問に思っていましたが、安心して進められそうです！

[@構造塾チャンネル木造住宅の]

大丈夫ですよ！！

[@小野克仁]

気になってしまったのですが、新築で……重い屋根（瓦）で設計してもらって、載せる屋根を軽い屋根（ガルバ等）を載せると、より強くなるのでしょうか？

[@構造塾チャンネル木造住宅の]

コメントありがとうございます 思い屋根で設計→軽い屋根で施工 耐震性能は上がりますよ！

[@kw9781]

コメント失礼いたします。 既存住宅の耐震改修で、許容応力度計算をし等級3にまで引き上げることは一般的に可能なのでしょうか。

[@構造塾チャンネル木造住宅の]

コメントありがとうございます 既存住宅の耐震改修では、許容応力度計算自体が難しい状況です 部材の組み方や材種、基礎状況など明確に確認できれば 許容応力度計算できないことはありませんが 一般的には耐震診断法により耐震性能を確認します 耐震診断では、評点1.0以上で耐震性能となるため 評点1.5まで上げれば、耐震等級３に近い耐震性能と考えられなす

[@kw9781]

@@構造塾チャンネル木造住宅の ご丁寧に回答頂き、ありがとうございました。

[@構造塾チャンネル木造住宅の]

どういたしまして

[@k.g.6114]

陶器瓦でも耐震設計すれば…なんてよく言えたもんだなぁ。躯体重量で重くなるならまだしも、ただの錘でしかない屋根材で、スレートの倍以上もあるものを大丈夫とは。地震波は静止荷重では無いんだから、屋根質量を減らすことがものすごい効果があるのは考えなくても分かる。耐震補強よりガルバに葺き替えたほうが良い。