西田幾多郎『善の研究』読解:純粋経験と実在について

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何か分かりづらいチャンネル

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Күн бұрын

Пікірлер: 32
@kukururu55
@kukururu55 Ай бұрын
初めてこちらの動画めチャンネル見ましたが、衝撃でした。 西田幾多郎先生の本を読んでも、こんなに深くは絶対分からなかったと感じます。この動画の存在自体が、喜びや善を体現していると感じました。エゴのみを肯定する在り方に、幼稚または無邪気という表現を聞く事で、自分のこれまでモヤモヤがスッキリしました。素晴らしい叡智をありがとうございます!🎉✨
@ポトラッチ-n5v
@ポトラッチ-n5v 3 жыл бұрын
西田幾多郎をこれから読もうと思っていたので助かります。最近亡くなられた精神病理学者、木村敏さんの「時間と自己」をついこの前読んで、その中で西田幾多郎の名前がよくあがっていたので気になってました。この時間と自己には個人的に強く衝撃を受けました。時間と個我の同時的誕生を論じたこの本は、文芸を理解するのにも役立ちそうでした。始原にあるのは永遠の現在であり(西田的にいえば純粋経験?)、そこから個人が分化する中で過去と未来が生じたとか。精神分裂病者は未来志向であり、鬱病者は過去志向、そしててんかん病、躁病は現在志向なんて指摘も面白かったです。分裂親和的な人間は個人主義的で、メランコリー親和的な人間は共同体時間を重視し几帳面、という指摘を読み、自分は完全に分裂親和的な人間だと思いましたw(あと子供の頃は過剰に躁的で、無茶苦茶にはしゃぎふざけまわるあまり先生によく注意されてましたw)。興味深いことに、アフリカの原住民はてんかんの罹患率が異常な高頻度にのぼり、都市地域に住み文字を覚えると西欧人の分裂病に近い病像が出現するとか。躁病を論じるなかには祝祭を論じた箇所もあり、バフチンのカーニバル文学論も時間論と絡めて理解できるかなと思いました。文芸も、「もの」的な時間を生きざるを得ない人間が、始原である永遠の現在に回帰する営みなのかもしれません(それぞれ個性、時間意識の違いによって、表現は違ってくるにせよ)。西田幾多郎も、時間論的な観点から読んでいきたいと思いました。
@read-
@read- 3 жыл бұрын
大変勉強になるコメント、誠にありがとうございます(*´ω`*) 木村敏さんの「時間と自己」、面白そうですね。私は弁証法運動について必然的に「時間」を必要とする、言い換えれば意識と同時に時間をも紡ぎ出す運動だと解釈しています。ここから派生して、意識≒時間という解釈も生まれるという捉え方です。 『善の研究』において「永遠の現在」みたいなニュアンスで論じられているのは、【神】ですね(まあ、純粋経験なんですけど:笑)。岩波文庫の242頁、251頁の記述なんかは面白く感じられると思いますよ。西田哲学には『善の研究』以降、歴史的実在という概念が登場します。博士は恐らく時間を超越した【神】と、時間に縛られた人間とをどう合致させるか、悪戦苦闘したのではないかと予想しています。西田哲学について、何か発見がありましたら、またコメント欄で教えてください(*'ω'*)
@oligosaccharide-tj9dv
@oligosaccharide-tj9dv 3 жыл бұрын
新作待ってました!
@read-
@read- 3 жыл бұрын
ありがとうございます😊
@kumagusuminakata7564
@kumagusuminakata7564 Жыл бұрын
引用が多いので「軽く聞き流そう」とするとかなり難解に感じられるでしょうが、「善の研究」を実際に読もうと思って原典を参照しながら聞くには、引用が多い方が有用で助かりました。
@read-
@read- Жыл бұрын
ありがとうございます。『善の研究』は著作権が切れているので、なおさら気合を入れて引かせていただいております。
@st-rc1vq
@st-rc1vq 3 жыл бұрын
以前から拝見しておりました。投稿者が顔出しで口早に説明するばかりの中、図解や要点を纏めた引用等が主体なのでとても理解しやすく、また気づかい工夫などが丁寧で見ていて嬉しくなる動画だと感じました。これからも(そして、どうか某映画編集動画のように削除されないように)投稿宜しくお願いします! 追伸  以前より投稿者様は直観や五感等、「感覚に従うことでより良い状態になる」と繰り返し仰っています。私も同感なのですが、「感覚に問題のある人間(①感覚を信用できない人間 『限りなく透明なブルー』のリュウや、杳子、夏目漱石『坑夫』の主人公 ②感覚が絶たれた人間  『行人』一郎)」等はどのようにして幸福に近づくものだとお考えでしょうか? 面倒な質問ですが、宜しければお答えください。
@read-
@read- 3 жыл бұрын
私が見てきた研究論文や評論文のうち、最も分量の多い引用文で見開き2ページ以上というものがありました。唐木順三さんの『現代史の試み』です。引用に関しましては基本、論文執筆時や大学のゼミにおけるレジュメ制作時の慣習に従っておりまして、著作権者本人によるクレームが入れば別ですが、そうでない限りよほど大丈夫だと思っております。削除されたらそのときはそのときで、最初から作り直すか、そのまま閉鎖するか、決めます。 ご質問の件、そのうち雑談動画などで言及しようと思ってました。感覚が正常な人でも、それに従いさえすればいきなり幸福になれるかといったら、難しいはずです。例えば、オリラジのあっちゃんが顔出しをやめると言って、すぐに撤回したじゃないですか。あっちゃんにとっては「顔出しをやめる」ことが直感的に正しかったわけです。でも、実行に移してみたら「あれ?」となった。 直感が外れたわけですね。でも、あっちゃんにしてみればいっぺん実行してみないと、いつまで経ってもモヤモヤしていたはずなんですよ。だから、実行に移してみて「これは間違いだ」という答えを得られてスッキリできた。この一連の流れを俯瞰して「最終的には上手くいった」というパターンがほとんどで、トライ・アンド・エラーを繰り返していくうち、理想と現実のギャップが縮まっていく、つまり徐々に充足に近付いていくものなのだと考えています。西田博士も似たような主張をされているので、いずれ引用文を添えて紹介したいと思います。 感覚を信用できる・できないに関係なく、基本は「好きなことをする」です。好きなことが分からないという人は、目下のところそういう状態でいることが「好きなこと」なのだと思うので、無理して幸福を求めず、そのままでいいのではないか、というのが私の意見です。
@st-rc1vq
@st-rc1vq 3 жыл бұрын
@@read- 懇切丁寧な返信ありがとうございます。 流石に対策は徹底されていますよね、申し訳ありません。  感覚論、スッと理解出来ました。好きなことをする。一郎のように考え詰めるのではなく、「行動の人」であるように努めてみます。有難うございました!
@eegge100
@eegge100 2 жыл бұрын
抽象的な解説で実感がわかない人のために説明します。「窓外で音がしてるのに気づいて、「雨か」と独り言を言った」という状況において、 「窓外の音」=現実=純粋経験=動的具体的全体、そしてタイムラグ(0.5秒)があり、「雨か」という現実の解釈(静的抽象的部分)が「私と世界(雨)」「主体と客体」「意識作用と意識対象」に分裂することによって成立します。0.5秒の「意識以前」の世界を体験したと「自覚」「自知」した時、それが「悟り」です。これがわかると禅の公案「隻手の音声を聞け」「鳴らぬ前の鐘の音を聞け」が理解できます。
@MARIA.6
@MARIA.6 3 жыл бұрын
またまた最高♪💗
@read-
@read- 3 жыл бұрын
ありがとうございます。『善の研究』はW・ジェイムズの哲学に輪をかけてぶっとんでいるので、そうおっしゃっていただけてホッとしました(*´ω`*)
@AsteroidDusts
@AsteroidDusts Жыл бұрын
西田幾多郎の「善の研究」は発売当初、本屋に行列ができて大売れだったらしいですが、内容を理解できた人は多分クソ少なかったでしょう。
@dartyh8570
@dartyh8570 6 ай бұрын
哲学の道
@shinchiro1651
@shinchiro1651 3 жыл бұрын
いつも楽しませていただいております。ユングの集合的無意識や共時性の解説が聞きたいです。是非、ご検討ください。
@read-
@read- 3 жыл бұрын
毎度ありがとうございます(*´ω`*) ユングとシンクロニシティについては以下リンク先の動画で言及していますが、すみません、それ以上のことについては現在のところ扱わせていただく予定がございません。「元型」をもとにした物語論についてはこれから扱わせていただきますので、そちらをお楽しみいただければ幸いです。 kzbin.info/www/bejne/jXayc2ulj9uikJY
@maydance515
@maydance515 3 жыл бұрын
ところどころに挿入される図が理解をとても助けてくれました。本だけでは分からなかったと思います。アップされた動画を繰り返して観ることで、なにかうっすらと見えてきたような気がしてきました。しかし、なぜそもそも主客を分けた、あるいは分かれていると勘違いさせられているのだろうか。そしてそれを禅で合一させる、つまり神に還ることができたとして(ほとんどの人には無理かもしれない、というかそういう事に気づかないまま人生を終わる)、なにが果たされるのだろう。たぶん、この疑問は答えに収束するのでしょう。
@read-
@read- 3 жыл бұрын
御視聴、誠にありがとうございます(*´ω`*) 主客が分離したのは禁断の果実を食べたから、即ち言葉を含む道具を使用するようになって自意識が生まれるようになったからだと私は考えます。なので、おっしゃる通り、私たちは人間である限り主格合一は果たし得ないのだと思います。でもそれで諦めるのではなく、だからこそ、よりより生き方を模索していきたいものだとも思っています。
@jarousskyphilippe5831
@jarousskyphilippe5831 2 жыл бұрын
授業でやっていましたが当方哲学出身の人ではないので内容や背景がいまいちわからず困っていたので助かりました。
@read-
@read- 2 жыл бұрын
お役に立てたようで何よりです(*^^)v
@user-iy5yw7oz4i
@user-iy5yw7oz4i 2 жыл бұрын
今『暁の寺』を読んでいたので、助かりました!
@read-
@read- 2 жыл бұрын
そういえば、唯識論のくだりで言及してますね。一瞬「?」となりました(笑) 御視聴ありがとうございます、お役に立てて嬉しいです。
@user-iy5yw7oz4i
@user-iy5yw7oz4i 2 жыл бұрын
@@read- そうですよね笑 言葉足らずでした笑 ありがとうございました。
@jiyujizai
@jiyujizai 3 жыл бұрын
🌱💙🌸😃
@namaemikado5066
@namaemikado5066 2 жыл бұрын
おもろい!
@jiyujizai
@jiyujizai Жыл бұрын
😃💛🌱🌺
@jiyujizai
@jiyujizai 2 жыл бұрын
🤔🌸🌱💙😀
@tankatarou7754
@tankatarou7754 2 жыл бұрын
女の人がクネクネする動画が時々入るのが謎で面白い🤣
Я сделала самое маленькое в мире мороженое!
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진영민yeongmin
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🕊️Valera🕊️
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