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名古屋市西区にあるクリニック。
院内には、お子さんの発熱と腹痛の症状で受診した親子の姿も。お子さんの熱は、38度を超えたそう。
他、受診に訪れていた親子は、「お風呂上がりとか湯冷めしてそこから風邪ひいたりとかもしやすいし、心配ですね」と体調管理へ不安をのぞかせました。
先週から学校で新学期がスタート。
始まって早々、学級閉鎖が相次ぎ、今日までに、愛知14校、岐阜30校、三重5校が閉鎖しています。
ほとんどは新型コロナが原因。しかし、最近増えているのは・・・
「本来は冬にはやるはずのインフルエンザの感染の方が増えてきていて、先週に関しては8人の方がインフルエンザ陽性でした」と、みわた小児科・三輪田医師は話します。
インフルエンザの患者数は、新型コロナが流行していた2020年春以降はほぼゼロ。
しかし、今年に入ってから流行が始まり、夏の間は落ち着いたものの、今月に入り増加傾向になっています。
寒くなってくると流行するインフルエンザ。気温の高い今の時期に増えていることについて三輪田医師は、
「インフルエンザは、マスクをしているとかなり予防できるウイルス。これまでコロナの流行があって、みんなマスクを頑張っていたので、インフルエンザが消えていました。そのおかげで社会全体がインフルエンザに対して、免疫が弱くなっていることが大いに関係している」と話します。
また、コロナの流行中はインフルエンザのワクチンを接種する人が、少なかったことも原因の1つだといいます。
受診に訪れていた男の子が通う学校も、体調不良による欠席者が2~3人ほどいるそう。
これから寒くなるにつれ、感染が広まると予測されるインフルエンザ。
感染対策に対して三輪田医師は、
「インフルエンザ・コロナに関しては、アルコール消毒や手洗いが効きます。今までコロナウイルス感染症対策としてやっていた手指消毒など、引き続き皆さん可能な範囲で頑張ってもらうと対策になる」と述べました。
新学期となり、子供たち同士の交流も始まります。
秋に向けて、改めての注意が必要です。