【異彩放つデザイン】障害のある作家たちが生み出す商品 ヘラルボニーが目指す世界とは

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Жыл бұрын

いま、世の中が注目するキーワードをテーマに情報をお届けするトレンドコーナー。
今日のテーマはこちら、「へラルボニー」。こちら岩手県のスタートアップ企業の名前なんです!コメンテーターの岸田奈美さんが24日に着られている服も「へラルボニー」のもの。どんな人がデザインし、どのような取り組みなのか、取材しました。
(2022年11月24日放送)
レコードのジャケットを独特の色使いで表現した絵や・・・まるで細胞のようにも見えるビビッドな絵。さらに、家具やエコバッグ、雑貨などにも、ひときわ異彩を放つデザインが!
「(ネクタイは)シルクで織りで作ってもらってるんですよね
   そうすることで、作品の盛り上がりが表現されている」
「こちらのブラウスは、岸田なみさんにプロデュースしていただいた一着になっています」
我らが木曜コメンテーター・岸田さん監修のブラウスや
キッチン用品など、多岐にわたる商品がずらり!
これらをデザインしたのは、すべて、障害、主に知的障害のあるアーティストなんです。
阪急うめだ本店で先月、期間限定で開かれたアートのイベント。
手がけたのは、岩手県のスタートアップ企業「ヘラルボニー」です。
社長の松田崇弥(まつだ・たかや)さんと双子の兄・文登(ふみと)さんが
2018年に立ち上げました。そのきっかけとなったのが、4歳上で、
重度の知的障害を伴う自閉症の兄、翔太さんの存在でした。
「スーパーは行くけど百貨店だと迷惑をかけてしまうかもしれない迷惑をかけるかもしれないと  
 いうことで行動範囲が実は狭かったんだなということに気付いたのは社会人になってから。
 ヘラルボニーが「晴れの場」にどんどん出ていくことによって
(障害のある人とその家族にとって)当たり前じゃなかったものを
 普通に風景として当たり前にしていけたらなと思います」
ヘラルボニーとは、実は、翔太さんが小学生の頃に
自由帳に書き記した“謎の言葉”・・・
翔太さんに言葉の意味を聞いてもわからなかったそうです。
「重度の知的障害の人たちが自分の言葉で流ちょうに伝えるというのは難しいけど
 それの代弁者になって、自分たちがそれをおもしろいものとして
 ちゃんと考えていくということをやれたらなと思って」
Q ヘラルボニーが目指すのは、支援ではなくビジネス。
Q 現在150人以上の障害のある
アーティストと契約を結び、ライセンス料を支払った上で
「デザインを商品化する」といった事業を展開しています。
「(商品が売れた場合)原画の場合は(代金の)40%~50%が作家に入っていて
 商品のプロデュースは30%が作家に入ってというかたち。
 お金で入ってくることによって、
 親や福祉施設のかたがたが作品を(捨てずに)飾り始めたり、
 そういうことが起き始めることが何よりうれしいなと思う」
【マジカルな色彩感覚!アーティスト衣笠泰介さん】
「見て良いですか?」「いいですよ、どうぞ」
京都市の衣笠泰介(きぬがさ・たいすけ)さん(33)も
ヘラルボニーの契約アーティストの1人です。
「いいね~ドラえもん書いてドラえもん好き?」
「飽きない」
Q自分でも絵書くの好き?
「好き」
隣で制作のサポートをするのは、母・珠美(たまみ)さん。
「最初は自分で(絵の具を)出していたけど、一本ビュービュービューって一瞬にして
 終わっちゃうので、いつの間にか預かって出して洗って渡す、みたいな」
「どれやったっけ?どれやった?これ?ロボットアームみたいでしょ(笑)
(泰介さん笑顔ノイズいかし)」
 ヨーロッパの街なみやビーチなど、カラフルで楽しい作品の数々に、
 お客さんも思わず立ち止まります。
「小物を見たいなと思ってたけど、でもそれよりも先にこっちに目がいっちゃって!」
「色鮮やかな青黄色緑色とか、変に理論立てて考えずに、
 自分の感性で書かれているところがステキやなと」
「(クッション ギャラリーミラクル 外観)」
Q 活動の拠点は、京都市中京区の自宅にあるギャラリー。
Q 大阪・梅田の街並みやナッツの詰め合わせを描いた作品。
 この油絵が海外で大きく評価され、泰介さんはアーティストとして
本格的に活動するようになったそうです。
絵を描くことが、小さい頃から大好きな泰介さん。
絵を始めるきっかけとなったのが、「壁の落書き」だったといいます。
「これが2歳の時の落書き2歳半かな」
「たい君が書いたって言うのでびっくりして、紙とかクレヨン渡したらどんどん描き出した」
「そのときは泰介は全く話しもしない人の目線も見ないすごく悩んでいた時期だったので
 見つけたときは本当に小さな希望の光みたいな感じで」
自閉症の泰介さんにとって、絵は大切なコミュニケーションの手段。
1年前にヘラルボニーと出会い、活動の場が広がったことでこんな新たな発見も・・・
「(イベントで)子供が夢中に泰介の絵を見る泰介はおもむろに女の子が好きそうな
 キャラクターの絵を描いて/一緒に楽しめるかなと思ったのかなと意外と周りを見てるんだなと
 絵を通じたコミュニケーションができているんだなと思って
 あの機会は本当によかったなと★」
 
 母・珠美さんは、障害の有無など作家の背景にかかわらず
 作品を純粋に楽しんでもらいたいと話します。
「どうしても入り口が今までは違う方から自閉症なのにすごいというのはおかしいでしょ
 障害がある人なのにこの絵が描ける、ではなくて、
 その障害があるということはその人のひとつの特性でだからこそ、この絵が描ける」
「(障害は)可能性以外何もないと思います」

Пікірлер: 4
@chibi03
@chibi03 Жыл бұрын
邪心の無い、透き通る様な色合いで素敵です。❇
@user-bx6ts2jo1o
@user-bx6ts2jo1o Жыл бұрын
明るい色使い。暗い世相に毒されていない輝き。 今の我々に最も必要なもの。
@deepsakist6589
@deepsakist6589 Жыл бұрын
ハートネットTVで扱うようなテーマでも取り上げるABC。 グッジョブ❗️
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