レフンのフィルモグラフィーで一番の異色作、レフンは元々オンリーゴッドのような実験的な作品が多く本作のように見易いのは他に無い。ホドロフスキー監督にハリウッドに接近し過ぎと注意を受けた作品だが、私は本作もレフン映画は全て大好き。 プログラムピクチャーの任侠映画をレフン流にしたのが本作。レフン監督の生涯ベストには東京流れ者、殺しの烙印と2本もプログラムピクチャーが入ってる。 ヤコペッティの残酷大陸からの名曲リズオルトラーニのOh My Loveをクライマックスで使ったりと映画愛にも溢れた作品であり、サントラも含めて80'sリバイバルなオマージュが多数あるレフンの名作。