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野麦峠とは、映画『あゝ野麦峠』で有名になった女工達が列をなして飛騨地方から信州の製糸工場へ向かう際に命がけで通った難所の峠です。お助け小屋は長野県松本市と岐阜県高山市のちょうど境、標高1672mの場所にあります。雪の峠を越える女工達が体を休めたのもこのお助け小屋です。実際に映画でも度々このお助け小屋が出てきます。
野麦峠を通る野麦街道は、古来から飛騨国と信濃国を結ぶ街道として利用されてきましたが難所として知られ、厳しい峠越えにより命を落とす者が絶えませんでした。
そこで、峠越えをする者を救うために作られた小屋がお助け小屋です。お助け小屋の歴史は古く江戸時代までさかのぼり、天保12(1841)年に建てられました。現在のお助け小屋は、昭和45年に野麦集落の古い家屋を移築したものです。
映画『あゝ野麦峠』は、明治時代、長野県岡谷市にある製系工場に岐阜県飛騨地方から野麦峠を越えて働きに出た少女たちの姿を描く山本茂実原作の映画です。1979年に製作されました。今でも根強いファンがたくさんいます。
「政井みね」とはかつて野麦峠を越えて長野県の製糸会社に出稼ぎに行った「女工」の一人で、映画『あゝ野麦峠』の主人公のモデルとなっています。もちろん実在の人物で、映画でも実名(みね)で登場します。
お助け小屋:岐阜県高山市高根町野麦592
営業時間:5月1日から11月中旬頃まで、9時~15時(冬季は閉鎖)
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