Рет қаралды 611
御前岩について平山ユージさんに教えていただきました。
岩場までは駐車場からのアプローチも近く、陽当たりが良く冬場でも快適に過ごせる岩場でした。駐車場近くにあるトイレも大変綺麗で驚きました。
御前岩は過去に登攀禁止となった事があります。
現在は奥多摩クライミング委員会が管理しています。
駐車場の利用方法や岩場の利用に際してルールがあります。
詳しくは奥多摩クライミング委員会ホームページをご確認のうえ、
アクセス・ご利用するようお願いいたします。
平山ユージ さん紹介- プロフリークライマー
平山ユージさんは、フリークライミング界の先駆者であり、競技者としてだけでなく、クライミング文化の普及や次世代への指導者としても大きな役割を果たしてきました。その活動は40年以上にわたり、国内外でクライミングの魅力を発信し続けています。
競技クライミングの頂点を極める
1998年、平山さんはクライミング・ワールドカップで日本人として初の総合優勝を達成し、世界の頂点に立ちました。その後、2000年には2度目の総合優勝を果たし、同年の年間ランキングでも1位に輝きました。これらの偉業は、日本のクライミング界において歴史的な成果として刻まれています。
クライミングジム設立と普及活動
2010年クライミングジム「Climb Park Base Camp」を設立。初心者から上級者まで楽しめるこのジムは、クライミングを始めるきっかけとなる場所として、多くの人々に愛されています。また、平山さんはボルダリング大会「One Bouldering」を通じて、毎年1,000人以上の参加者を迎え、クライミングの魅力を幅広い層に伝えています。
エル・キャピタンの偉業
競技の枠を超えた挑戦として、2002年にはアメリカのヨセミテ国立公園にそびえるエル・キャピタンの「ザ・ノーズ」ルートでスピードアッセントを達成しました。2008年2時間37分5秒の記録は当時の最速タイムであり、クライミング界に新たな歴史を刻みました。
(ちなみに1986年私がノーズを登った時は4泊5日かかりました。)
他にもサラテ(5.13c)世界初オンサイト・トライやエル・ニーニョなど、エル・キャピタンの偉業は、世界のクライマーに衝撃を与え続けました。
解説者としての活躍
近年では、ワールドカップやオリンピック競技会でテレビ解説者としても活躍。特に、東京オリンピック(2021年)やパリオリンピック(2024年)では、競技の魅力を視聴者に伝える役割を果たしました。わかりやすい解説と情熱は、多くの人々にクライミングの楽しさと奥深さを伝えています。
クライミングを通じた地域振興や社会的活動
金華山震災復興支援「宝島プロジェクト」に共感し、金華山でボルダーやトラッドの開拓も精力的に参加してくださいました。ドキュメンタリー番組「CONQUER THE ROCK ~フリークライマー 平山ユージの挑戦~」、またTHE NORTH FACEアスリートである平山ユージさんと中嶋徹さん、ジェームズ・ピアソンさん、キャロライン・シャバルディーニさんを加えた4人でのロックトリップ『ROCK TRIP 2017 IN KINKASAN』は、KINKASANを世界中のクライマーに知ってもらう原動力となりました。
ほかのローカルエリアにおいても地域の方々と協働し、クライミングの普及や地域貢献に尽力されています。
• Rock Trip in KINKASAN
そして、クライミング界の未来へ
平山さんのまっすぐな眼差しの向こうには、
次代へ繋ぐクライミング文化のビジョンが見えているのかもしれません。