義太夫『翁草寿禿立』吉田難波掾 小山觀翁撰

この音源は、
下記の『翁草恋種蒔』のように
「種蒔三番叟」が本外題のものがあるので、
これも、聴いてみると三番叟の一種のようにみえます。
他方、箱書きには
「翁草寿禿立 吉田難波掾　昭和34年11月4日」
と書いてあります。
ウーヘル CR-210で収録した旨が書き添えてあります。
文五郎（吉田難波掾）は
名人の足音だけしか残せませんでしたが、
面白い音源ではないだろうか
と思いましたので、
ここに公開して後世に伝えていただければ
幸甚です。
さて、
この時期には、新橋演舞場で
吉田難波掾文化功労賞受賞記念興行
が昭和34年11/13～16おこなわれたようです。
もし、三番叟の一種なら、そのお祝いの会が
別途おこなわれたのかも知れません。
お聴きいただいた方々のなかで、
お詳しい方が、おありならば、
この経緯や演奏者のことを
お教えいただけないものでしょうか。
よろしくお願い申し上げます。
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翁草恋種蒔
(別題)
おきなぐさ こいのたねまき
歌舞伎・浄瑠璃の外題。
元の外題種蒔三番叟初演安永4.11(江戸・中村座)
出典：日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」

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この義太夫最後元禄花見踊りで幕になるんですね