@@16BassLesson 流石ですね。プロの実力です。コンサートマスター(第二の指揮者=演奏者の統括者)は多分cl.奏者では無いかと思いますが、御存知の通り元々の源は交響楽団=symphony orchestraの第1ヴァイオリン奏者の事ですね。先生、その時シエナの各パートの旋律、リズムは舞台上で全て聴き取れましたか?且つ指揮者は基より、奏者の中で、主に聴いていた先生にとっての羅針盤の様な奏者はどのパートでしたか?やはりコンマスですか? 内の吹奏楽部の演奏をKZbinでi-pad+オーディオテクニカのインナーイヤーヘッドフォンで改めて聴いてみると、tuが7人も居るのにe.bassの音がハッキリ聴こえるんですよ…もう少し大きく吹けば聴こえると思うのですが、そうすると同じ低音部の木管=b.cl.,b.sax.が聴こえなくなるのであの音量しか出せないのでしょう…生楽器編成の【聴こえる比率のバランス】が整っていないのでしょう… 内の様な悩みはシエナは如何しているのでしょうね。『スコアの全ての音を聴き取れるバランスには余り拘らない。』のでしょうか? 私はS.チェリビダッケの演奏でノックアウトされ、クラシック音楽に引き摺り込まれたという【人生変わった経験】があるので、他のジャンルでもそこに拘ってしまうのです。 KZbinにもチェリビダッケの演奏が幾つか上がっていますから、もし興味がありましたら聴いてみて下さい。それでチェリビダッケに興味が湧きましたら、最近【A.ブルックナー/交響曲第8番のリスボンライヴ】という【有名な商業録音嫌いのチェリ】がミュンヘン・フィルと行った【リスボン公演】が現地の放送局によって【放送用ライヴ録音】されており、それが偶然【チェリビダッケの音楽を録音技術の限界に達する程のクオリティで録られた傑作録音】になってしまったのです。つまりチェリビダッケは厳しいクラシック音楽界の荒波を【ライヴ演奏のみ】で生残り、今も話題になる指揮者なのです。有名なライヴァルとされた人に【帝王ヘルベルト・フォン・カラヤン=Herbert Von Kalayan or Karayan?】(クラシック音楽界をレコードビジネスに乗せた張本人)が居る事の強烈な対照から、チェリビダッケが如何に稀有な音楽家だという事が、垣間見えます。 それが、彼の没後26年も経って正規版で発売されて話題になりました。 というのも、【商業録音≒CD録音発売】を、チャリティーと彼の初期のキャリア以降、許さなかったものですから、【海賊版CD←クラシックでもあるんですね。】が横行してまして、その中に【ブルックナーの第8番】も入っていて【噂の名盤】として有名ですが、チェリの没後、遺族取分け長男のSerge Ioan Chelebidachi(母国ルーマニア語の発音により近い綴)が中心になり、膨大に保存されていた【放送用録音】の正規発売を許可したので、【チェリビダッケ没後26年後の新盤】となった経緯があります。