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宮保鶏丁です。ゴンバオジーディン。回鍋肉と並んで四川の魂と呼ばれる料理です。
クリスマスコラボの時に作った「クンパオチキン」の原型ですね。
日本では全然見ない料理ですが、四川料理の代表の一角です。宇宙食にも採用されてます。
これを食べた後、クリスマスコラボの「クンパオチキン」を宮保鶏丁と呼ぶのは私が許さない。断じて。
同じ名前で山東、北京、四川、貴州にそれぞれ特色ある味付けの同じ料理が存在する不思議な立ち位置の料理です。
それだけ「宮保」・・・丁宝楨氏の人徳があったということですかねぇ。
宮保の名を冠さなかった場合、おそらく「花生鶏丁(ピーナッツ版)」、「腰果鶏丁(カシューナッツ版)」って名前になります。もっとも、腰果鶏丁の方はアメリカで市民権を得てしまったので別物を指すようになってしまいましたが。
四川式の宮保鶏丁は、麻辣鮮香糖醋嫩脆を兼ね備えた複雑な香味が特徴となります。
麻辣で香り高く、甘酸っぱい味もあり、鶏肉は柔らかくジューシー、ピーナッツはカリカリ、サクサクした歯ごたえってことですね。この複雑さ、繊細さが四川を象徴するらしいです。
山東、北京、貴州ではまた違った味わいになりますが今回は四川式です。
材料
鶏もも肉 1枚
青ネギ 1束
揚げピーナッツ 30g
唐辛子 一掴み
生姜 10g
ニンニク 2片
青花椒 小さじ1
※鶏肉下味
塩 小さじ1/4
胡椒 小さじ1/4
老抽 少々
片栗粉 大さじ1
油 大さじ1
※合わせ調味料
醤油 大さじ1
紹興酒 大さじ1
老抽 小さじ1
黒酢 大さじ1
胡椒 小さじ1/4
味の素 小さじ1/4
砂糖 小さじ2
片栗粉 小さじ1
作り方
鶏肉を2cm角くらいの賽の目切りにし、下味をつける。
生姜、ニンニクは粗みじん切り。
ネギは1.5cmくらいで切りそろえる。
唐辛子は手ごろな大きさに切っておき、青花椒を一緒にしておく。
合わせ調味料を作り、手元に揚げピーナッツをスタンバイしておく。
中華鍋に油を熱し、鶏肉を揚げる。
鶏肉に8割くらい火が通ったら取り出し、油を切っておく。
油を多めに残して片付け、弱火で唐辛子と花椒を炒める。
唐辛子の色がやや黒っぽくなってきたら、生姜とニンニクを投入し、香りを立たせる。
香りが立ってきたら鶏肉を戻して炒め合わせる。
全体が馴染んだら合わせ調味料を加え、炒める。
合わせ調味料が全体に馴染み、とろみが付いてきたらピーナッツとネギを投入。
手早く炒め合わせたら完成。
※ピーナッツは生のものを買って事前に揚げておく。私は揚げたものを瓶に入れて保存してました。
※ピーナッツの投入タイミングはマジで重要です。早すぎると水分を吸ってサクサク感が消えます。
※食べるときは唐辛子を取り除いて食べるといいと思います。普通は食べません。
この材料で、何故かライチとも例えられる複雑な香味が生まれる四川マジック。
完璧に素材が噛み合った時の風味は驚くほどフルーティーなものになります。
色々バリエーションはありますが、やはり私は四川式が好きですね。
使用立ち絵
よるいちめーりん
よるいち妖夢
よるいちさくや
背景
闇討ちProject様(ニコニ・コモンズ)
BGM
yuki様-ぐだぐだな感じ(DOVA-SYNDROME)
t12ya様-Cats walk(DOVA-SYNDROME)
畑中ゆう様-華恋~KALEN~(DOVA-SYNDROME)
GT-K様-Street performer(DOVA-SYNDROME)
SE
効果音ラボ様
#ゆっくり料理 #中華料理 #紅美鈴 #四川料理
ついに咲夜さんまで先生を連れてくるようになりました。
やはり被害者枠・・・!
しかしこの料理、北京の宮廷から始まって山東、四川、貴州と広がり、アメリカにも渡った挙句宇宙にまで飛び出したすげぇ奴ですね。まさにグローバル。国際派。
パチェ「妹様が動きそうだから雨降らすんだけど傘とか準備・・・寝てるなコイツ」