言語に優劣をつけるのはご法度ですが、漢字文化圏の数の表し方は個人的には世界一だと思っています 自然数の命名が10進法の思考回路を体現している上に発音・表記の簡便さもなかなかです 理系肌なもので、まず英語習いたての段階で「1〜12、13〜19、20〜99、100〜でそれぞれでルールをマイナーチェンジするのは合理的じゃない」と思ったのですが、大学でドイツ語を学ぶと十の位と一の位の読み上げ方が逆転していたり、フランス語では一部20進法的に表していたりと、(歴史的な背景があるので仕方ないにしろ)数学的には愚の骨頂としかいいようがない記数法ばかりで驚きました 表記・発音の簡便さについても、最初は自分が日本語話者だからfifteen/fiftyが紛らわしかったりhundredの表記・発音が煩雑に感じたりするだけなのだと納得しかけていたら、英語話者同士でもfifteen/fiftyは聞き間違えることがあるという話を聞いたり、1945年をnineteen forty-fiveと読むのも「絶対one thousand, nine hundred and forty-fiveって読むのがダルかったからだろ(要検証)」と思ったりしています