自己責任論の傲慢・環境決定論の危うさ【仏教の教え】

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自己責任論の傲慢・環境決定論の危うさ【仏教の教え】

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7 ай бұрын

「禁欲ボックス」をご存じでしょうか。
スマホやゲームについつい手を出して時間を浪費してるのに危機感を覚える人に売れているそうです。
「禁欲ボックス」にスマホを入れ、タイマーを設定すると、時間が来るまでボックスを開けられないという仕組みです。
使用した人がずらっとコメントに
「これ思ったよりもずっと仕事がはかどるのでオススメです」
「勉強中に携帯いじっちゃうオレにぴったりだった」
「娘が中3で受験生なのに、Twitterに踊らされてずっと見てるので、マジで買おうかな」
「受験勉強のために買ってきます」
と書き込んでいます。
この記事読んで思い出したのが、高校三年生の夏休みです。
当時私は大学受験に向け、もっぱら図書館で勉強していました。
家にいると、ちょっと骨休みと称してベッドに寝っ転がってマンガ読んだり、しばし気分転換と称してテレビ付けたりして、さらには、あと15分、次のコマーシャルまで、と現実逃避して、勉強にならないからです。
それが図書館に行くと、他の受験生も勉強してて刺激され、集中力が続くのです。
夕方５時に図書館閉館のBGMで『イエスタディ』が流れるのですが、今でもあの曲を聴くと、心地よい頭の疲労感を感じて聴いていた当時のことを思い出します。
図書館が休みの日に、近くの喫茶店で勉強したこともありましたが、マンガがずらっと置いてある喫茶店だったので、あれは環境設定がよくなかったですね。
あそこで夏休みの勉強する計画を立てていたら、間違いなく勉強にならず、マンガ読みふけって、貴重なひと夏は終わっていました。
私の場合、図書館があったおかげで大学に進学できたと言っても、過言ではありません。
仏教では、私たちの心を「機」といいます。
機械は外からの作用によってどうにでも動き出すように、私たちの心も、結婚相手とか、職業や居住するところなど環境によって、どうにでも動き出すので「機」といわれます。
そのような自分の心の実態が知らされてくると、「縁」環境をとても重視するようになるのです。
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（自己紹介）
1988年早稲田大学を中退し、仏教講師の道を目指す。
浄土真宗親鸞会で仏教講師の資格を取得、全国各地で公開講座を始める。
2010年からメールマガジンをはじめ、読者12000人の仏教最大級のメルマガ執筆
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Пікірлер: 39

@ehikaru3502 7 ай бұрын

全ては因縁生起であると説く仏教ならではのロジカルな教えです。ここで気をつけなければいけないのは、全てを司るのはあくまで自己であり、縁のせいにして前進しないことですね。鳴かねば鳴かせて見せよう〜ではありませんが、やはり自分の判断や行いというカルマは、因果の帰結先です。運命を変えたいと思うなら、まずは自分が行動するしかありませんからね。

@handle_K.T. 7 ай бұрын

その通りだと思います。努力だけでどうにでもなるなんて話は夢物語です。一方で、努力が無意味だというのも違います。結果自体は努力の方向にもよりますが、努力した分だけ（その努力の方向に）向上するのは事実です。 →滅茶苦茶なフォームで野球の素振りを続ければ、滅茶苦茶なフォームが身につきます。それは努力の結果です。でも、それにより打率が上がることは無いでしょう。どんな努力をするかは非常に重要です。なんでもかんでも白黒つけようとする考え方は根本的に誤っていると考えます。世の中はさまざまな「程度の違い」で成り立っており、さまざまな濃度のグレーで構成されています。完全に白だとか、完全に黒だとか、そんな話はそうそうありません。なんにでも正解を求めるのは学校教育の弊害かもしれませんね。テストでは点数が決まりますから。でも、実際の社会では絶対的な正解なんて存在しないことの方が多いです。そんな現実を理解せず、ゼロイチ思考で考えていると、、、そりゃ、世の中を上手く渡っていくことなんてできないでしょうね。当然、自らの境遇も悪い方向に向かうことになりそうですね。「世の中は、さまざまな要素が複雑に絡み合って成り立っている」と理解することは非常に重要ですね。

@cufk1101 7 ай бұрын

大変勉強になりました。０か１００かではなく、３０〜７０位で考える、いわゆる(中庸)ですね。🙂

@ksc4850 7 ай бұрын

ありがとうございました。🙏🙇 （菊谷隆太先生動画視聴メモ） ★自己責任論の傲慢・環境決定論の危うさ【仏教の教え】 1.一切法は因縁生なり（因・行い＋縁・環境→果・運命） 2.自己責任論の傲慢（所得の高低と子の学力） 3.〇〇ガチャのうらみ（惑・うらみ→業・行い→苦・運命）

@user-gg6lh9fk9s 7 ай бұрын

今の善い結果は自分のお陰と思うと傲慢になるし、反対に悪い結果は他人のせいだと思うと、運命は切り開けないから、どちらも益々自分を苦しめる結果になってしまいますね。みんな苦しんでいるのだから、お互い助け合わないといけないのですね。「良いことをして、良い縁に近づきなさい。」とは、自分だけでは無く、人にも仏教を伝えて、仏教との御縁を結ばせて頂くことが、何よりも自分も周りの人も幸せになれることだと思いました。ありがとうございました。

@user-vz6xu4lj3h 6 ай бұрын

大変良かったです。人生はインと縁がありそれでなりたっている。ありがとうございました。

@byBuddhism 7 ай бұрын

メンバーシップ始めました。ライブで皆さんとお話ししたくて開きました。いくつか深堀した動画もアップしていますので、ご視聴ください。 kzbin.info/door/2L2dBbBWuexPgOE4IdGu2g

@user-wz1sx6qc7q 7 ай бұрын

先生今日もありがとうございます。いつも聴いていて少しずつ自分の考え方が整えられる気がしています。

@ecemattimeideaswithmana7743 7 ай бұрын

同感です。

@user-bs7yy4os1o 7 ай бұрын

菊谷先生本日も聴聞させていただいております。　心より御礼申し上げます。菊谷先生　本日　絶対の幸福が私に訪れました。　親鸞上人さま菊谷先生の教えの通りです。四苦八苦からときはなれた世界言葉にはあらわすことは　なき　菊谷先生本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。明日も聴聞させていただきます。ありがとうございました。

@user-bg5pu7vt7v 7 ай бұрын

私は人生は原因自分論だと思っておりましたが、非常に腑に落ちました。実際、環境も影響するだろうと子育てを通じて感じております。どちらしかないというわけではないですね。ありがたいことに五体満足で生まれてきたので気付かなかった部分でした。因によって人生を変えて行きます！本日もありがとうございます😊

@user-to4nq8uj1l 7 ай бұрын

菊谷先生のお話は今回の内容もそうですが、現代日本の状況やスポーツ選手、芸能人を含めて今の私たちを取り巻く様々な事象や人物を含めて説明して下さるので分かりやすく、また仏教が決して遠くの古い考えではなく現代でもリアルタイムで生きて表れていることを教えて頂けます。ありがとうございます。

@fumievada2341 7 ай бұрын

私の子供達は親になる歳まで成長し、今は自分達の子供達を育てています。私達夫婦が作った家庭、また子供達が作っている家庭、皆それぞれですが、どんなに時代が移り変わっても大事にして行く生き方は変わらないと思います。菊谷先生の仏教のお話しを聞くようになって強く感じています。ありがとうございます😭

@sinz4951 7 ай бұрын

モヤモヤしていたものがスッキリした気がしました。流石にすべて自己責任だけでも無いし、ただ環境が全てを決めていると言い切るのもどこか違う気がすると思っていたので... ありがとうございました。

@user-yz4wb6tn7j 7 ай бұрын

ありがとうございました🙇

@user-bk3wn1uf3n 7 ай бұрын

自己責任論もある意味正しいですが、全てを自己責任論で片付けるのは違うと思います。 ○ガチャもある意味正しいですが、それを理由に努力しないのは違うと思います。

@user-fr4ny4hw7u 7 ай бұрын

すご〜く勉強になりました✨ 有難うございます！！！

@user-or9xx7kd7x 7 ай бұрын

とても良いお話し聞かせて頂いてありがとうございます。😄 私も、時々他人のせいにする事が、あるので反省し気をつけて参ります。😆

@kouitikoganei 7 ай бұрын

「自己責任」は自分自身にかける者、他の人に「お前の自己責任」と責任を押し付ける言葉ではない。他の人に向かって使う時には自分の責任もついでに押し付ける事に成ります。欧米文化が浸透して「自己責任」が流行し始めた、資本主義がもたらした言葉です。仏教では「自戒」を基本にします、自分の業に引き寄せられる縁を良縁だけにしたいと願う時に「自戒」を掲げます。業を行因にして縁が結ばれるなら行因（業）を改めれば良縁が結ばれる確率が高くなる、業を改めるには心因を改める必要がある。心因は欲に影響されやすい、欲に執着すると煩悩になる、煩悩に心を奪われることを心の目が閉じる無明の闇に陥るという。煩悩が有ると心の目が閉じて無明の闇に落ちてしまうから、欲に執着しないようにすることを無我になるという、無我は欲をなくす事でなく欲を認めて執着しないようにすること。仏陀に従って禅を組んで無我の境地になる方法が出来ない人の為に法然上人は「阿弥陀如来の本願」に専心する「信心決定」を教えてくださった。信心決定も無我に等しい物、共に欲を認めて執着を忘れて心因を改める為にある。

@Cathy-okari 7 ай бұрын

ありがとうございます

@user-kn5oz4el6b 7 ай бұрын

菊谷先生、貴重なお話をありがとう御座いました🙇‍♂

@user-gu8ft4tg3c 7 ай бұрын

菊谷隆太先生、こんばんは。🤱🧑‍🍼👨‍🍼👩‍🍼今日も、宜しくお願い致します。😊😄😁😆🤗

@user-om3rw4sh3k 7 ай бұрын

いつも、とても大変，勉強，学びになります。ありがとうございました。

@user-gg6lh9fk9s 7 ай бұрын

ありがとうございます！

@akiyamayoutarou 7 ай бұрын

恐れながら、成功者はみなこれをやっているとか、成功者はこう考えているなどの、成功しなければならないという因縁をばらまいている菊谷さんのような世代の人たちが根本の原因なのでは？まあ、人間は煩悩の塊ですから上り詰めようとすることを否定するのは難しいとは思いますが

@hiroshifactory6751 7 ай бұрын

芸能人や有名人に憧れる人もいて夢を叶えたいかも知れませんが非常に柄の悪い用心棒がついて回るので一般からの印象は隠れたところでいいだけでオチオチ友人や異性には業界人同士でしか恵まれないこういう職種もあるでしょう最終的に学びの経験であったと思えると人としての成長があってこれを幸運や恵まれであると思えると救いでもあります何でも夢が叶えば万々歳というものでもないですありがとうございました

@dai0201 7 ай бұрын

昨日ニュースで男の子がシングルマザーである母親に2週間も放置されていたと言っていて、その子は母親を庇うように振舞っていたんだとか。母親の行いを見れば、世間的には悪い縁であっても、男の子からしたら大切なお母さんで、きっと当人はいい縁だと捉えると思います。良い悪いも、自己責任や他者責任なども、完全な善悪としては決着はつかないものな気がします。