「走りの行法」 アーカイブ映像

「走り」については伝説があります。修二会を創始された実忠和尚(じっちゅうかしょう) が笠置山で修行中、龍穴に入った後、兜率天にたどり着きます。そこでは諸々の天衆が集ま り、十一面観音を本尊として悔過法が修されていました。この行を目の当たりにし、感銘を 受けた実忠和尚はこれを人間界に伝えたいと思い、その伝授を願い出ますが、天界の一日は 人間界の四百年に当たるから、とても修めることは出来ないと諭されます。あきらめない実 忠和尚は「それでは走って行道を満たそう」と考えたことから、「走りの行法」が生まれま した。練行衆は袈裟をたくし上げ、足袋はだしになって内陣を駆け巡り、次々と礼堂に走り 出て激しく五体投地を行います。

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この鈴の音が美しいですね😊♫

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和上：狭川普文猊下（東大寺管長）。「南無頂上」「南無最上」

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18:00 「長最上」望月大仙師（処世界、普賢光明寺）