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◆◆◆北アルプス北鎌尾根で発生した道に迷い滑落した遭難状況です◆◆◆
遭難者は男性1名、腕や足の骨折で重傷。単独で北アルプス北鎌尾根から槍ヶ岳に登頂する計画で入山。登山経験は夏山20年で、今回のルートは踏破経験あり。天候は曇。
令和5年8月某日。北鎌沢出合から北鎌のコルに向けて登山中、ルートが誤ってることに気づいていたが降りることができず、このまま尾根に抜けようと考えて行動を継続するも、草付きとなりバランスを崩し、滑落、負傷。滑落時間は午前8時ころ。
北鎌尾根は、一般ルートではなくエキスパート向けのバリエーションルート。携帯電話の通信エリア圏外となる場所も多い。遭難者の位置もエリア圏外。周囲に登山者もいないため、助けを呼ぶことができない。
滑落から5時間後の午後1時ころ、1人の登山者が登ってきて救われた。偶然通り掛かった登山者が、遭難者にツエルトを被せ保温措置をした後、電波の通じるところまで登り110番通報をして救助要請。通報後は、再度遭難者の元に戻り県警ヘリが現場上空に到着した際、現場の位置を知らせるためヘッドライトを照射し位置を知らせ迅速な救助活動に協力。
救助活動終盤に感動のシーンが…。北アルプス槍ヶ岳北鎌尾根はバリエーションルートのため、登山者が少ないルート。初めて出会った登山者の絆。助け合いの心が命を救った事例をご覧ください。
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