中村紘子：ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第１番op.1」その２

[@かずにゃん-m2q]

中村紘子さんは超有名曲しかお弾きにならないイメージでしたから、こういうマイナーな曲も感動的にお弾きになっていて、改めて尊敬申し上げます!

[@neo5982]

大変有名な曲です

[@お花の香り-p5p]

@@neo5982 様 That's right. マイナーな曲ではないですね。

[@増馬優子]

中村紘子さん、永遠のレジェンドです🌹

[@お花の香り-p5p]

中村紘子先生は曲によってピアノを変えるんですね。これはスタインウェイで弾いていらっしゃるわ。そして、とてもリラックスしてるみたい。

[@neo5982]

会場にあるピアノを弾きます

[@お花の香り-p5p]

@@neo5982 様　返信ありがとうございました。そうすると、殆ど安い汎用スタインウェイですね。じつは1980年に、ミケランジェリが日本公演の時、2台スタンインウェイを持参したのですが、その1台を中村紘子先生がご購入されたんです。で、その後ソニー芝浦技術研究所が、そのスタインウェイを買いました。（多分中村紘子先生は気に入らなかったんでしょう）。そのピアノを母がまだ小６だったのですが、ソニーの知り合いに「弾いてみないか」と誘われて、翌年1981年の夏休みに朝から夕方まで、弾いて楽しんだそうです。昼食はソニーの社員食堂だったそうです(笑)。この時弾いていた「ラ・カンパネラ」をソニーの人が録画したのをKZbinにアップしたのですが、視聴率は上がらないし、恥ずかしいと言って削除した経緯があります。ウチにあるヤマハのコンサートグランドＣ７よりも、このスタインウェイは鍵盤が軽くて弾きやすかったと言っていました。スタインウェイにも色々ありますので。

[@増馬優子]

ピアノは1台1台全て違い、ピアニストは突然その場のピアノで演奏する難しさ😣それもプロの技なのですね

[@お花の香り-p5p]

@@増馬優子 様　ということは「突然その場のピアノ」を使うってことですか。私はそのようには聞いていません。自分のを持って行きます。つまり会場にあるピアノを使ったりしません。プロゴルファーが他人のクラブを借りて打ちますか？ 誰が使ったか分からないようなピアノを世界のプロピアニスト中村紘子先生が使ったりしません。次のような例はあります。演奏中にバンマスのバイオリンの弓の弦が切れた！。さっと隣のバイオリニストがバンマスに弓を貸した！

[@お花の香り-p5p]

@@増馬優子 様、中村紘子先生の件に追加させて下さい。国内ですと自分のピアノを持っていきますが、海外での演奏ではどうか、という話です。ご存じのように必ずソロでも協奏曲でも「打合せ」のため、前もって専属の調律師やマネージャーさんと一緒に現場に行きますね。で、いろいろ話はあるでしょう。それらは今の話題とは関係ないので、省略してピアノについてお話します。大きな有名なホールですと、何台もピアノはありますが、ベーゼンドルファーは中村紘子先生は使いません。必ずスタインウェイです。打ち合わせが終わったら、それらを実際に弾いてみます。そしてそれらのピアノは普段、気温何度で何％の湿度の部屋に保管しているのかを調べます。演奏曲に合う気に入ったのがあれば、それにしますが、なかったら、自分のを持って行くことになります。ミケランジェリがやったのと同じです。 　特に協奏曲ではオケと調和しなければならないので気を使います。今回のＮ響との演奏ではとてもリラックスして弾いているのが印象的ですね。自分のピアノだからです。たまにきびしいお顔になる事がありますが、自分の思ったような調和律になってない瞬間でしょう。