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#中島みゆき の『 #夏土産 』をアンティークピアノで弾きました。
普通、世間一般的な『夏土産』は、夏休みのお出かけ先からのちょいと気の効いたおみやげのはずなのですが、中島みゆきがそんな単純な内容の詩を書くハズがございませぬ。・・・あ、そっか、それでも『あたいの夏休み』の中でのお土産は
<安物だけど 自分用じゃないもんね>
でしたっけ。
・・・いきなりハナシがそれました(・_・ゞ
だいたい1番の歌い出しがコレですから、穏やかではございませぬ。
<今年は友だちと一緒に 海へ行く約束だから
おまえも好きなところへ 友だちと行きなよ。って
嘘。ついてる目つきぐらいわかるけど
でもそれを言っても 時は止まらない>
そして期待を裏切らないのが2番の歌い出し。
<仲間と騒いで来たんだと 嘘はまだ優しさなのね
カメラを忘れていって なにも撮れなかったって
嘘。とどいた私の友だちからの この写真の隅に
偶然 写る二人>
・・・これが『夏土産』かいっっっ! (ノ-_-)ノ~┻━┻
いかにも「バレ方」あるあるですが、考えてみれば、現代はSNSの(よけいなw)発達のおかげでこのような修羅場がそこら中で繰り広げられているかと思うと、ま〜ったく、人間の業、っちぅヤツは昔も今も変わらないんでしょうね〜(・x・ゞ
使っているピアノは100年以上昔、1894年製のアンティークピアノ。このような楽器を使ってこのような曲を弾くのはまことに愉しいです。現代では世間で聞こえる音のほとんどは電気を通していますが、このころに世間で聞こえていた音は生音が主流でした。1877年にエジソンが蓄音機を実用化し、このピアノが作られた1894年にはSPレコードの大量生産ができるようになって、次第に「録音」というシロモノが世間に知られるようになった時代。こんな時代の楽器がどれほど豊かな音世界を伝えていたのか、この動画で使っている楽器は奇跡的にオリジナルほぼそのまま、まさに時代の生き証人です。
古典鍵盤楽器奏者/筒井一貴 つれづれ草紙:bergheil.air-ni...
"THE UNFORTUNATE MEMORY OF SUMMER(1983)" poem & music by Miyuki NAKAJIMA on an antique Bösendorfer piano with viennese action (1894, 85keys)