【注文住宅】プロが選ぶ最高の屋根材はこれだ！大人気な屋根材のメリット・デメリットを創業157年の7代目棟梁が紹介します

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今回の動画は、屋根のメリット・デメリットについてお話ししました。 みなさんが感じていること、質問など是非コメントで教えていただければと思います。

[@ハマちゃん-c9t]

建物で一番最初に決めるのが屋根です。屋根の形と屋根材料と屋根勾配と屋根の色。40年前に本宅、5月前に傍に別宅を建てた幸せ者です。どちらの建物も三州瓦の燻し銀色を使っています。本宅は丸栄さんで別宅は鶴弥さんです。淡路瓦は凍結に弱いので選びませんでした。 当時はセメント瓦まであり、カラーベストとかコロニアルと呼ばれるスレート瓦が全盛でした。化学屋の私には信じられない材料です。アスベストを補強材に使っていた昔のスレートは丈夫で、駅ホームの屋根に塗装もせずに使っていた。アスベストが禁止されので代わりにパルプを使ったのが失敗です。造り方も劣化しないアスベストと同じ方法で造ったのです。 その失敗は同じ造り方の窯業サイディングでもやらかしたのです。今では造り方を抄造方法から押出方法に変えました。以前のように薄くは造れないのです。層間剥離が起きなくなり、寸法変化も減りました。それでも安物は昔のままです。 別宅の時にガルバ屋根が選択肢にあったのですが、改質アスファルトルーフィングの温度劣化や野地板の劣化や結露も心配でした。御社では2枚敷いているとのこと。田島さんも耐熱材料を使って高級品も造っています。耐熱性が😊高く透湿性のタイベック系と併用すると野地板を結露から守れる。 ガルバは熱いので二重屋根にして断熱となると小屋裏活用や勾配天井にしないと価値がない。別宅にしては費用も掛かる。太陽光発電もやらないとなると焼き物瓦になりました。その代わり、耐力壁を外壁面材を使い、内壁には全て筋交いを入れました。瓦屋根計算で壁量計算を自分でしてみると1階で基準の2.0倍ありました。耐震等級は見なし5級相当です。さらに建物四隅には耐力壁があります。