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奈良県三宅町の島の山古墳を訪問した際に、グーグルマップで偶然に見つけた不思議な集落が、ここ上但馬町営住宅です。よく見ると、二棟で一棟のニコイチ住宅が整然と並ぶ新興住宅地であり、周りが奈良の古風な家並みが多い事から、やたらと違和感が目立ちます。
という事で、実際にどんな街並みになっているのか、関西地区でもかなり大きなニコイチ住宅ニュータウンの見物に行ってきました。三宅町人権センター(上但馬解放会館)が同じ住宅街に存在する事から、部落というか、同和地区の改善事業と何らかのかかわりが有るものと考えられます。
実際、人権センター(解放会館)の裏手には水平社宣言の銅像がありましたので、間違いなく部落関連施設である事は確かです。とは言っても、全106世帯の大きなニコイチ住宅の多くは、今はほとんどが低所得者向けの住宅となっている筈です。
なお、このニコイチ住宅群の名称は、上但馬団地です。この場所の住所は屛風なのに上但馬を名乗っているのは、三宅町の部落が存在する場所である上但馬地区に因むものと思われます。
ただし、部落と言っても、非常に裕福で有名でした。皮革産業を野球のグローブ作りに応用して大ヒット、一時期は三宅町は全国シェアの6割を握っていたとの事で、手に職のある人々の強さが光りますね。
●この動画の前編に当たる島の山古墳の池の上の集落については以下の動画
• 古墳の池に住む立地の驚き・奈良「島の山古墳」...