佐川幸義先生が辿った合気上げの歴史 佐川派大東流合気武術(大東流合気柔術錬体会総師範 有満庄司先生伝承の技2回目)

[@ktcabin]

腕力から技への段階的な進化を丁寧にご説明いただきありがとうございます。

[@aikosweet4062]

堀川幸道先生の系統では初伝として「外し手」をいくつか学びますが、そのひとつとして手首を握られたら手をしっかりと開き、親指を自分の顔のほうに向けるようにしながら梃子の原理などを使って手を外すというものがあります。この段階での外し手は合気を用いない柔術の技法となりますから、肘関節や手首の関節を使っても構いません。 しかし柔術から合気を学ぶ段階に移行すると肘関節も手首も一切使ってはなりません。関節を使うということは筋力を使っているのと同じことだからです。肘も手首も一切使わずに相手の手を上げる、そうすると相手の手が外れないまま上げられるようになり結果的には「合気上げ」と同じ形になります。つまり「外し手」とまったく逆のことをやっているということです。 ただしそれが出来るようになったからと言って合気が身に付いたのではなく、実はそこからが合気修得のための修行の始まりです。本当に大変なのはここからです。筋力を徹底的に排除するように削っていかなければならないからです。これは堀川系でも佐川系でもおそらく同じだと思います。大変難しいので多くの大東流修行者がここで挫折していきます。

[@chkagiana]

なるほど！ ありがとうございます

[@合気彦]

動画ありがとうございました。合気上げの鍛錬→伸筋の鍛錬→抗重力筋の鍛錬→浮力（呼吸力、透明な力、合気の集中力）の発生というプロセスなら理解できます。

[@chkagiana]

合気錬体会HP aikirentai.c.ooco.jp 合気錬体会KZbin youtube.com/@aikirentai?si=g64sSA7OWuNs-qCS 合気錬体会DVD(トレンドアクア) trendaqua.co.jp/aikido/arimitsu/

[@合気彦]

ただし、呼吸力は、力抜きの合気ノ術とは別とされます。（呼吸力を使わない技術のため）他方、伸筋制御運動でうつらかして力を抜くことが合気と定義されると伸筋力を使うこととなり、合気ノ術の定義と矛盾するのではないかと考えます。この点がやや分かりにくいです。