チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」はもう聞き飽きてしまって食傷気味なのですが、このヴィクトル・トレチャコーフさんの演奏は別格。今はもうこの演奏しか聞かなくなってしまったほど。 多くのソロ・ヴァイオリニストという方々は当たり前のように繊細さを持ち合わせていて、トレチャコーフさんもその例外ではありません。けれどもこのトレチャコーフさんの演奏には繊細さだけでなく、パワフルなダイナミックさがあって、それはもうやはり「ロシアの大地」が香り立つかのようなチャイコフスキーを存分に感じさせてくれます。当たり前ですがテクニックは完璧で、そのテクニックに溺れることなく存分に「音楽そのもの」を聞かせてくださり本当に嬉しくなってしまいます。 オーケストラはマエストロ・フェドセーエフ率いるモスクワ放送交響楽団で、この1991年当時、最も脂の乗った演奏を聴かせてくれていた頃の演奏会ライヴ録音。私にとっては永久保存盤のディスクです。

Сколько любви и нежности в этой музыке...

確かに思ったよりメタルギアやな

クライマックスの第3幕 - 第1場 & 第2場 ようやく翻訳できました。 残すところ場末の第3場のみとなりました。 Прости ему! И упокой Его мятежную, измученную душу! （と、最後の場面。もしかすると涙が溢れて翻訳できないかも知れません） ***************** 暗い？ いえ自らが自らの奴隷になっていること（思うままに好きなことだけをする、そのことをを「運命に身を任せているのだ」とさえ言い訳していたこと）を告白するゲルマンは、むしろ「暗さ」をしっかりと表現する、光を当てていることで、つまりは実は「明るい」ことなのかも知れません。 それは暗さを隠して表面的には「明るく」振る舞おうとする（気持ちのウソの）方が、実のところより「暗く」させることなのかも知れません。(嘆き、泣きたい時は、時にその通りにするのが一番？) ***************** 翻訳ということをしていると、ただ何となく「読む」こととは違って、正しく翻訳したいという気持ちから(間違えると恥ずかしいから)、単語やフレーズがどのような意味を持つのか徹底的に調べます（日本語でしっくりこない時には一旦露語を英語にしてから日本語にすることも）。 すると外国語と日本語は、決して１対１の関係にないことが分かります。(辞書を引くと複数当たるということをより実感します) 単語やフレーズに多角的に光を当ててみると言ってもいい作業で、これは「そうなのかも知れない」という曖昧さが、「確信」にさえ近い気持ちで読み解けてくるとき、まるで原作のプーシキンや、台本を主に執筆した弟モデスト・チャイコフスキー、そしてピョートル・イリイチ本人の手による言葉がより胸に迫ってきます。

バイロンの劇詩『マンフレッド』を音楽で表現したチャイコフスキーの作品。 ソフィエフ＆ベルリンフィル(2014年ライヴ デジタルコンサートホール)を聴いて思いました。「これは悲劇です」と劇の前口上のような語り口で「読んで聞かせるような」音楽表現でとても知性的なインテリゲンツァを思わせます。様々なフレーズ表現のニュアンスも緩急・強弱をしっかりと計算した(だから知性的に思える？)名演だと思います。 そして、もしこの作品を初めて聴くのがこのソフィエフの演奏であったとしたら、これはこれで十分に感情のこもった演奏だと思ったことでしょう。 ところがです。私の場合のこの作品の「初体験」はロジェストヴェンスキー盤(1972年 モスクワ放送交響楽団 メロディア盤)でした。 それはもう「私こそが悲劇の主人公マンフレッドだ！」と言わんばかりに、いきなりの初めからファゴットの強奏で始まります。しかもこの熱気と情熱を最終楽章までずっと持ち続けたままという熱の入れようで、これはやはりさすがロジェストヴェンスキーと舌を巻きます。 全47分間、聴くこちら側を興奮させ続け、聴き終わる頃には、心地よい興奮と共にグッタリと疲れてもしまいます（笑） ところが、その後があるのです。 フェドセーエフ＆モスクワ放送交響楽団の1999年盤(ライヴ録音 Relief) 演奏表現としてこの激情の発露はロジェストヴェンスキーに全く引けを取らず、最初から引き込まれてしまうのは同じなのですが、それだけではない深みがマエストロ・フェドセーエフにはあるのです。 激情とは感情の一つですが、感情には他の面もあります。それがフェドセーエフの場合、叙情楽章のロマンティシズムに現れたり、 第1・第4という「激しさ」の多い楽章の中でさえ時折見られるちょっとしたフレーズで悲哀がそっと語られ、マンフレッドはやはり『人間なのだ』と思わせられます。だからこそ、人間だからこそ「そこには愛もあり、苦しみもあるのだ」ということ、私たちへの「近さ」を感じさせ、じわっと涙さえしそうになります。 (こういうところのロジェストヴェンスキーの表現は不器用なまでに下手くそというか、天才であるが故のプライドが邪魔しているような気がしてなりません。これを通り一辺倒の表現で有無を言わさず押し切れる敢えての「無粋さ」と呼ぶのか、はたまた優しさを弱さと見ているかのような「優秀な者には気付けない、いや気付こうとしない冷たさ」のようなものを感じます。） そしてフェドセーエフのこのような人間味あふれる演奏は、今度はそれに対して語られる『激情』をより一層、色濃く説得力のあるものにさせていると言って良いですし、だからこそ私は大好きなのです。

吠えるホルン吹きだったのでやりたかったなあ！

「スネアのおっさん」が持つスティックが不思議な形。識者の皆様の蘊蓄希望。

むかーし昔、小学校の音楽の授業で聞いた憶えがあります。以来、この曲を聴くことは殆どありませんでした。もう60年近くも経ってしまったのですね。友の顔がワルツにのってくるくると思い浮かんできます。 今でも元気に声をかけ合う者、物故した者、行方がわからず皆で心配し合う者等など。 フェドセーエフ氏の表現豊かな指揮と楽団の見事な演奏に酔いしれたと同時に人生のコーダに差し掛かる私にご褒美のメダル。金🥇でも銀🥈でも…もう、何でも構いません。 私の心に癒しと誇りをあたえてくれました。 どうもありがとうございます😊

“ロシアの”ウィンナ・ワルツになってますよね😊 マエストロ・フェドセーエフのダイナミックで、たっぷりレガートな、そしてお茶目な音になっていて嬉しくなります。 中間部の軽やかな楽しいメロディで満面の笑みを浮かべるマエストロ。本当に音楽を楽しんでる姿を見るとこちらまで嬉しくなってしまいます😊

同じN響ならシモノフが断然ロシア感あるなあ kzbin.info/www/bejne/j3zEmZKQjKpopJIsi=12VMEZ1LvkvOPRAN

Cuando vuelva a escuchar varías veces esta interpretación, espero podré escribir un comentario. Ahora no tengo palabras. Solo gracias, muchas gracias, Sr. Pletnev.

😢 so intense, rare, sheer beauty.

Grandioso. Favoloso musicista, un emozione profonda osservare la sua gestualità, il suo viso. 🙏

To cry for. To die for. Sumptuous.

"Except of some of his performances" : having seen several times live Mikhail Pletnëv as conductor, may I disagree with you? Never dull, unpassionate unartistic. Have a listen to his Bach's "Aria" in Japan with his RNO. So great. So profound. So rare, so intense. Out of this world. 🙏 P. S.: your introduction is wonderful. Bravo e grazie.

gran interpretación

Genial

2:00 tambourine barely holding on time.

The composer is Aram Khachaturian. We do not see this in the title.

tambourine concerto

Круто!

ホルンに合わせてオーボエがベルアップしてるw

62 год! Обалдеть

Прекрасно! Великолепно! Федосеев шикарен! Как же красиво! Жаль что редко попадаются такие видео в Ютубе!

Малый барабан просто офигенно безумен... Браво и ещё раз браво!

Ritm și tempo exagerat.

2024/11/04も聴きに来た!最高!!😊

Amazing Maestro Fedoseyev❤

Amazing Maestro Fedoseyev

この指揮者は⁇⁇ だね。

Que lindo suena

No choir = less good

The composer is Aram Khachaturian. We do not see this in the title.

The composer is Aram Khachaturian. We do not see this in the title.

The composer is Aram Khachaturian. We do not see this in the title.

The composer is Aram Khachaturian. We do not see this in the title.

阿拉姆·哈恰圖良

Արամ Եղիայի Խաչատրյան

Արամ Եղիայի Խաչատրյան

クラリネットＢ管指定だけど運指が地獄になるので 私は演奏会はA管で演奏しましたｗ

Thank you so much for this

何て素晴らしい演奏なのでしょう‼︎ 躍動感に溢れ、生き生きとしています。 打楽器隊が大活躍‼︎ 😊❤😊

サモイロフさん🥁の名演で有名な、一曲目のレズギンカは何度も視聴していましたが、二曲目もあったのですね😮　貴重な映像の配信、ありがとうございます😊❤

素晴らしい何かはいつも多面的で あらゆる見え方をさせる不思議な魅力がある…すごく素敵ですね😊 02:03くらいからハープのアルペジオまでのメロディを私は特に愛していますが、演者の方もフェドセーエフさん率いる演奏も本当に美しくて惹きつけられて止みません… 素晴らしい映像をありがとうございます！ ジュリエットもジュリエッタですね！オデッタの方が響きが可愛いく感じます。 いつも色々な気づきを下さり感謝しています！！

Бесценные кадры!

Федосеев !!! Самойлов ❤ гениально!!!

リアルテレビ見ていました。アンコール2曲もびっくりですが、静と動、メインプロとの対比に゙心奪われました。俺達がアクセルちょっと吹かせばこんなものよという演奏に゙日本はまだまだと思ったのも事実。心に残る名演アップに感謝致します😊

This is a gift to mankind. Extraordinary brilliance in the composition and the superb execution of the symphony by a wonderful orchestra with high fidelity recording. Thank you VERY MUCH.

❤❤❤

私が4歳のころか〜。 もう少し早く生まれたかったなぁ。