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Пікірлер
@user-be5fi1rc7n
3 ай бұрын
このタイプは長く作られたのかほとんど塗土の若い物しかないですね。参考になりました。
@oldbizenmomoyamachato
3 ай бұрын
コメントありがとうございます😊はい、この手の徳利は、当時の窯印から推測しますと、だいたい江戸中期の最初期頃(元禄年間前後まで)焼かれていたと考えられます。その中でも塗り土でない物は、この作品以外の伝来品では畠山記念館蔵の大名品など、ほとんど数はないかと存じております。ちなみにその後は、糸目丸型徳利に代わっていったようです。近々、徳利の推移編といった動画を編集できればと考えています。
@user-dn5tr5fu2h
3 ай бұрын
やきものをどこで区切るかにはまったく興味はないのですが、朝鮮陶工による技術の進歩は、桃山文化を区切る切っ掛けにはならないのではないかと思います。それまでの精神性で大陸の技術を取り入れたのなら、それは桃山文化ではないでしょうか?桃山文化から変わるのは政治の方向を示したもう少し後年ではないでしょうか?
@oldbizenmomoyamachato
3 ай бұрын
コメントありがとうございます。桃山時代の時代判別につきましては、熟考に熟考を重ねたつもりではございますが、当館がそう考えた主要な理由は以下となります。①従来とは違う異国朝鮮陶工の技術を取り入れた焼き物が突如出現したこと、②それらの窯業地のほとんどが関ヶ原合戦後の新領地にて行われたこと、③それによって慶長期以降従来の茶会記に出現した器種が大きく変化したこと、④それらの文化潮流が豊臣秀吉の死をきっかけ(朝鮮戦争の終結)に発生したこと、これらを総合的に鑑みますと、慶長3年を契機にそれ以前の茶の湯文化とそれ以後の流行が大きく変化したと読み解けましたため、当館ではそのような解釈をさせていただきました。歴史解釈や文化的咀嚼につきましては様々な見解がありますことを重々理解しておりますが、歴史的事実や考古学的事実は最低限則すべきかなと思いまして、今回の動画を配信致した次第でございます。論争を巻き起こすと言うよりは、前向きな議論に繋がれば嬉しく存じております。今後とも引き続き宜しくお願い致します。
@user-dn5tr5fu2h
3 ай бұрын
利休、秀吉が使用していたやきものは何か?に関する事は異論はないです。また、桃山茶陶は桃山文化とは別物です、とされるなら何の疑問もありません。 産業革命という文明による文化の転換はありましたが、文明=文化ではなく、また流行=文化(流行は文化の中の1部分)でもないとと思うのです。朝鮮陶工によるものは進化しただけで、桃山文化(精神性)からの転換ではないのでは?という疑問です。 文化にも初期と末期があると思います。 区切るなら封建社会が整い始めた所からではないのか?(豊臣政権の弱体化とは別) 今までの文化(精神)では通用しなく変換せざる得なかった時点だと思います。 資料の解釈次第で意見は分かれますからね。
@oldbizenmomoyamachato
3 ай бұрын
@@user-dn5tr5fu2h おっしゃる通り、文化財と文化とは若干異なる部分もございますので、実物遺産としての焼き物ではなく文化の区切りという意味で考えますと、天下人とは言えたった一人の生死をもって文化体系を区切ってしまって良いのかという視点は当然あるかと存じます。 しかしその視点を加えて改めて鑑みましても、やはり秀吉の死による明確な区切りは生じていたと考えるのが自然ではないかなと感じております。それほど当時の為政者(権力者)と文化とは密接に関係していたと考えています。 それらは茶陶の流通ルートの変化を見ても明らかで、秀吉存命期は利休や宗久・宗及などの堺商人や秀吉の寵愛を受けた神谷宗湛などの博多商人ルートが主流であったものが、有井新兵衛などの京三条商人ルートへ変遷していったりと、徳川家に配慮しした(または影響を受けた)と考えられる変化が生じている点は見逃せないポイントです。 またそれらの茶陶は大量生産を見越し、流通を目的に作られていますため、時代背景が戦国乱世の世から、茶陶生産を殖産興業へと変えてビジネス育成を目指した、平和の世へと変貌したことも変化が伺える点になります。 そして、それらをベースに、茶陶の作陶目的、作陶技術、作陶者、窯業地、品目の全てが秀吉の死と朝鮮出兵の終焉~関ヶ原合戦前後で大きく変わってしまっているため、文化と時代に変化が生じたと判断した次第でございます。 人それぞれによって解釈はさまざまございます故、それが面白いのかもしれないですね。
@user-dn5tr5fu2h
3 ай бұрын
お付き合いありがとうございます。 先程の最終文で触れたように、この時の文化は為政者、上流階級のためのものであると思います。 その前に利休はどのような存在だったのでしょうか? 私は室町文化(茶の湯)の集大成と桃山文化(茶の湯)の種蒔きと育成者だと想像します。 そのまま仮に利休を主として進めるなら、桃山文化の茶陶は、今までの美意識を打ち破れという精神から生み出されるものと想像します。そして、その精神を受け継いだのは古田織部正ではないでしょうか? また、今までにない新しい物が生まれた時を終点または出発点とするなら、黒楽が桃山茶陶の出発点であるのではないでしょうか?(この時点で既に朝鮮陶工は来日しており、焼締・灰釉ではなく石の釉薬使用) もしくは提言されている焼締・灰釉までとするなら、桃山陶はここまで。 また、文化は精神性とは関係ないとするなら秀吉が利休(堺商人でもある)を処罰した時点が転換期となるのではないでしょうか?(利休の否定であり、下の方の量産にも繋がる) では秀吉はどのような人物だった? 私は秀吉は民衆を含めた王であろうとした人物であると推測します。今までの限られた階級の為だけの文化ではなく、民衆にまで文化を広めようとしていた想像しています。 また、日本国内における平和時の立身出世方法の変換も含め経済構想をしていたのでは?と思っています。 また、唐津の朝鮮陶工による量産も文化の変換(家康を意識しての)よりも、輸入していた物を国産化し儲けようとしたと推測します。各国、朝鮮出兵でかなり出費をしたでしょう。 というように量産は秀吉の構想と経済の流れで秀吉死後も生前の流れで進んでいったのではないでしょうか? 量産しない御用窯もありますから。 長々と書きましたが、私はこの時代の文化とは精神性とは切り離せないと考え、利休の精神を引き継いだ古田織部正の失脚が桃山陶の終焉の時だと推測しています。と語りたかっただけです。
@user-dn5tr5fu2h
3 ай бұрын
@@user-je5sv9vz8c あーだこーだと他愛もない私の妄想話しを読んで頂きありがとうございます🙌坂本城の堀が見つかり、陶器も発掘されたのでそのうち滋賀県のどこかで展示されるのが楽しみです。
@oroti750
3 ай бұрын
逆光になっていてすごく見づらい、ピントがボケてるし。画像悪すぎ。
@oroti750
3 ай бұрын
画像が粗い
@oldbizenmomoyamachato
3 ай бұрын
拙い動画をご覧いただきありがとうございます。以後気をつけて参りますので引き続き宜しくお願い致します。
@user-xc9ff6oe3l
4 ай бұрын
豊富秀吉の黄金の茶道具 建水の大きさはH=10.0cm D=17.2cmでした。画像から拝見すると明らかに大きい様に見えますが、大きさはどのくらいでしょうか。大きいものは水差し等で、建水ではないと思いますが?いかがですか。
@oldbizenmomoyamachato
4 ай бұрын
高さ14.5センチ、口径15センチ、底径20センチとなっております。当時の茶道具は時代が古くなる程大きくなる傾向がありまして、その観点から鑑みれば建水の範囲内かなと考えています。1585年頃以降は、備前焼水指も茶会期に多数出てきますので、もちろん水指の可能性も考えられますが。
@user-xc9ff6oe3l
4 ай бұрын
@@oldbizenmomoyamachato秀吉や信長の時代で、その様な大きさの建水の類例を見たことがありません。類例があれば是非!KZbinでご紹介ください。
@oldbizenmomoyamachato
4 ай бұрын
@@user-xc9ff6oe3l コメントありがとうございます😊発掘品や出土品ではよく見られるサイズでして、それらをまとめた動画を改めて配信させていただきます🎥お楽しみにお待ちください!
@user-xc9ff6oe3l
4 ай бұрын
@@oldbizenmomoyamachatoよろしくお願い致します。
@user-be5fi1rc7n
4 ай бұрын
設定の音声を大きくしてください、パソコン音声ではよく聞こえないです。
@oldbizenmomoyamachato
4 ай бұрын
コメントありがとうございます。申し訳ございません、人的ミス(失念)でいつもよりも半分の音声でアップロードしてしまっております。
@user-be5fi1rc7n
4 ай бұрын
大きいので水指かと思いました(;^_^A
@oldbizenmomoyamachato
4 ай бұрын
その可能性はありえますが、もし本歌であれば、茶会期への出現率等から確率的に建水ではないかと考えております。
@user-xc9ff6oe3l
4 ай бұрын
現代の備前焼も、桃山時代の古備前の焼けや胡麻の色、かかり方が類似している作品がたくさんあります。古陶磁鑑定美術館では科学的年代測定をしていると聞いています。是非、科学的年代権検証をお願いします。
@oldbizenmomoyamachato
4 ай бұрын
コメントありがとうございます😊考古学などの分野ではかなり前から科学鑑定を行うことは割と常識的に実施されておりまして、当館でも様々なサンプル結果や試験結果を保有しております。しかし、それらのデータや見解につきましては、当館の重要な機密情報となりますため、現段階では公表の予定はございませんことをご了承くださいませ。
@user-be5fi1rc7n
4 ай бұрын
江戸になると古備前に限らず茶道具は遠州などの好みに形が変わりますね。
@oldbizenmomoyamachato
4 ай бұрын
コメントありがとうございます。おっしゃる通りです。当時の茶道具の流行が遠州などの影響力を持った茶人達から派生していったことが窺えて面白い変化です。
@user-be5fi1rc7n
4 ай бұрын
何言ってるのかよく聞き取れないです。
@oldbizenmomoyamachato
4 ай бұрын
コメントありがとうございます。きちんと話すのを心掛けるとともに、撮影前に台本など作り込みを進めて、より良い動画内容を提供できるよう励んでまいります。引き続き宜しくお願い致します。
@oldbizenmomoyamachato
4 ай бұрын
8:05からはバックミュージックを消し忘れているだけなので視聴をご終了ください。ご面倒をお掛けいたしますが。
@jhiro.1199
4 ай бұрын
黒備前は何ともいえない美しさがありますね。江戸初期から黒備前があったことに驚きです。いつまでも眺めていたい作品ですね。 今日知ったのですが岡山後楽園に安土桃山時代の茶碗「只今」の画像を観て衝撃を受けました。まるで武士のような佇まいで大変力強く豪快、それでいて繊細な茶碗。桃山~江戸初期の茶陶は本当に将来国宝となりえる品ばかりだなと感じ入りました。
@oldbizenmomoyamachato
4 ай бұрын
この辺りの作品が最もカロリーを使って焼いていたのではないかと思えるほど、素晴らしい作品ばかりです👍只今は、唯一無二と言っていいほどレベルの高い備前の本歌抹茶茶碗だと考えていましたが!織部様式ではナンバーワンでしょう!
@jhiro.1199
5 ай бұрын
安土桃山~江戸初期の古備前の水指は色々散見されておりますが同じく古備前の抹茶茶碗やぐい呑みもその時代に存在していたのでしょうか?
@oldbizenmomoyamachato
5 ай бұрын
抹茶茶碗はごく稀に見かけますが、ぐい呑みはほとんど見たことがありません。杯のような使われ方が浸透したのは明治以降かもしれないです。
@jhiro.1199
5 ай бұрын
顔が映るぐらいの光沢を持った焼成技術がすでに江戸前期には確立されていたとは驚きです!やはりこれほどの美しさを有していたら大名や武士が目を付けるのは間違いないですね。先程まで古備前とまではいきませんが現代作家物の備前焼の徳利と酒呑で日本酒を呑んでおりました。これから古備前のように育っていくのを楽しみに酒を呑みながら育てています(笑)
@oldbizenmomoyamachato
5 ай бұрын
コメントありがとうございます!備前焼も使い続けると色合いが深くなるなど、意外と育つので使い甲斐がありますね!私も自宅で備前焼を使い倒して育てています🍵古備前の技術は、時代が経つにつれて上がっていくのではなく、流行が発生している時に名品と呼ばれる作品が多く出来ている印象があります。つまり焼き物の技術は、引き継がれる伝統よりも、焼き物にかける注文主の情熱や陶工自身の才能と言った、「個」の力に委ねられるのではないかと考えています。
@jhiro.1199
5 ай бұрын
陶工の腕次第なのは昔も今も同じですね。備前焼は育てる楽しみが増しますよね。愛用の萩焼も育ててるのですが最近は備前焼を育てることの比重が大きくなっています(笑)
@oldbizenmomoyamachato
5 ай бұрын
@@jhiro.1199 共に楽しみましょう!古備前では青備前系はよく育ちます!輝きがどんどん増していくので美しくなります⭐
@oldbizenmomoyamachato
5 ай бұрын
「江戸初期」と言っている部分は→「江戸前期」が正確な表現になります。
@jhiro.1199
5 ай бұрын
これが古小代焼なのですね。小代焼は初めて見ましたが唐津によく似てますね。筋の文様やひとつの器に出た様々な焼けを見ると昔の陶工の技術の高さが伺えます。使えば使うほど育ちそうな器。美しい器だと感じました。大名が使っていたのかとも考えると夢も膨らみそうです。
@oldbizenmomoyamachato
5 ай бұрын
コメントありがとうございます😊古唐津と称されている小代焼が実はかなり混じっているかもしれませんね。古陶を見ていると、何百年も前の時代の作品なのに現代よりも高い技術を持っているのでは?と驚嘆するような技巧やセンスを感じる時があります。大名や武士たちの注文は、今よりも遥かに厳しかったでしょうから、そのプレッシャーが奇跡の一碗を産むのかもしれませんね(笑 今だと炎上しそうですが💦
@jhiro.1199
5 ай бұрын
松ぼっくりの意匠はよく散見されますね。江戸時代はそういった松ぼっくりの意匠をどの窯も共通して施していたのでしょうか。
@oldbizenmomoyamachato
5 ай бұрын
焼き物では、伊万里などでも松ぼっくりの絵が描かれた皿が見られますので、江戸時代頃にはよく見られるデザインだったのかと考えられます。また松ぼっくりの意匠性が最も多く見られるのは、おそらく茶釜の蓋の部分だと思われまして、そしてそれが最初かなとは勝手に推測しています。
@oldbizenmomoyamachato
5 ай бұрын
画質が悪い理由が判明しました😂カメラが改造(修理)された中古スマホを買ってしまっていたらしく画像が悪くて申し訳ありません。次回以降改善して配信して参ります。
@jhiro.1199
5 ай бұрын
今日、「完全版 古備前焼の年代鑑定」を購入させていただきました。とても興味深く読ませて頂いています!今日は徹夜になるかも(笑) さて、本の中で気になった点がこの古備前に紛れていた輪花花生のことなんですが、茶陶の始祖の可能性、古高取、古唐津である可能性が示唆されておりましたが、当時の茶陶の始祖たる古高取や古唐津が備前焼の影響を受けていた可能性はありますでしょうか。
@oldbizenmomoyamachato
5 ай бұрын
ありがとうございます!何か気になる点や分からない点がありましたら何でも聞いてください!古高取や古唐津につきましては、まだ研究途中段階でもあり断定できかねる部分はございますが、作行きや姿形などが似通っている作品が多く残っていますので、当時茶陶を作っていた(もしくは中央からの注文を引き受けていた)陶工は、概ね共通だったのではないかと推測できます。そう考えますと、おそらく最初に備前で茶陶を作った陶工達が九州へ出向いて朝鮮陶工たちに作陶技術を見せた可能性が最も高いと考えられ、その影響が作行きや造形や意匠性に現れているものと判断するのが一番しっくりくるかと存じております。
@oldbizenmomoyamachato
5 ай бұрын
また、最近この古高取花入の土質の面影が見られる「古小代焼」を見つけましたので、それらについても後々動画で解説して参ります。二つの窯には井戸新九郎という陶工が関係しているのですが、その影響なのかどうか?お楽しみにお待ちください!
@jhiro.1199
5 ай бұрын
ありがとうございます。やはり高取焼や唐津焼創業に関して備前が何らかの影響を与えていた可能性があるようですね。初源伊万里が唐津の窯から出てきていた事例を思い出したもので質問させて頂きました。井戸新九郎や古小代焼に関しましても今後の動画を楽しみにしております。
@oldbizenmomoyamachato
5 ай бұрын
@@jhiro.1199 備前の影響と言ってしまいますと誤解が生じる恐れがありますので少し追加させていただきますが、おそらく当時の「商人ルート」の影響が作行きや意匠性に出ているのだと思われます。具体的には、最初期の茶陶の流通ルートは堺商人から京都などの大名や茶人達へと流れていたと考えられ、慶長期以降は京都商人(三条せともの屋商人等)から茶陶が流通していたのだろうと考えられますので、それらの商人お抱えの陶工や商人自身(有来新兵衛など)の手癖が共通しているのではないかという推測になります。これらのテーマは非常に面白い上に未だ未解明なので、是非とも一緒に深掘りして参りましょう!
@jhiro.1199
5 ай бұрын
丁寧なご回答を頂きまして感謝致します。当時の商人ルートの影響なのですね。とても面白いテーマで、ずっとそのことばかりを考えてしまいます(笑)是非ともこれからもよろしくお願い致します。
@jhiro.1199
5 ай бұрын
右から2番目の水指に惹かれました。いずれの水指も江戸時代に造られたものと思えないほどの精巧かつ美しい釉調!江戸期にあって西洋美術的な美しい線と精巧さで驚きです。
@oldbizenmomoyamachato
5 ай бұрын
轆轤成形や匣鉢を使った焼成の技術は、江戸中期頃が最も高いと思われます。細工物のピークも同じ頃だと思います。これらの芸術性は、現在は高く評価されているとは言えない状況ですが、将来的に大きく見直されると考えています。
@jhiro.1199
5 ай бұрын
真ん中のゴマがたっぷり掛かって垂れている水指が気になりました。やはり江戸時代の備前は鎌倉や室町の備前より装飾性が増すのでしょうか。西日本の農家の軒先で昔よく見ていた古備前らしき壷はまだ備前が日用雑器だった時代に造られた備前なのか、釉調などの装飾性が乏しいように思います。ということは農家の軒先にある備前壷は鎌倉か室町かな。考えていくと面白いですね。
@oldbizenmomoyamachato
5 ай бұрын
備前焼に装飾性が施され始めたのは、土質や焼が「景色」として評価されるようになった時代以降と考えられますので、備前壺が茶道具の見立てとして使われ始めた室町時代後半以降かと推測されます。もちろんそれ以前にも、壺に波状文様や流れ胡麻がたっぷり掛かった景色が見られる作も見受けられますが、より装飾的になったのは茶陶を意識的に作り始めた桃山期後半からと考えられます。
@oldbizenmomoyamachato
5 ай бұрын
また古備前焼の壺につきましても、深く鑑定をしていきますと面白いことが分かってきます。と言いますのは、いわゆる「室町時代から桃山時代」と鑑定される波状文様の種壺などは、実は発掘調査では江戸時代中期頃の遺跡からも出土しますし、それ以降も水甕や大甕も作られているからです。そのため古備前壺だからと言って桃山期以前と判断してしまうのは非常に危ないと考えています。むしろ私がこれまでに見た作品の中では、無傷の壺はほとんど江戸以降と言ってしまっても過言でないほど江戸の作が多いです。それらについては後の動画をお楽しみください
@jhiro.1199
5 ай бұрын
江戸以降の備前はかなりの数、存在しているのですね。そう考えると桃山以前の備前がいかに希少かということですね。今後の動画も楽しみにしています。
@oldbizenmomoyamachato
5 ай бұрын
@@jhiro.1199 コメントありがとうございます!江戸時代以降の古備前焼は、それ以前の作品と比べますと確かに数は存在しますが、世間で言われている程多くは存在しない印象があります。 そのため、無傷の品物を比較的安価で購入出来そうな機会がありましたら、お求め頂くと後々育つ可能性が高いと考えております。 私共の蒐集経験では、江戸時代の古備前焼を100個購入しますと、75個が江戸後期以降の作・15個が江戸中期の作・7個が江戸初期の作で、3個が桃山期以前の作くらいかなといった感想です。
@timeline8221
5 ай бұрын
非常に有益な情報ありがとうございます。更新楽しみにしております。
@oldbizenmomoyamachato
5 ай бұрын
コメントありがとうございます!画質や内容の質を高めまして、より楽しみながら学べるよう努めてまいりますので、引き続き宜しくお願い致します🙇
@jhiro.1199
5 ай бұрын
いつも楽しく動画を拝見させて頂いております。備前の角徳利は彫刻や装飾も美しいものが多いようですね。備前の角徳利の美しさに惚れて一家にひとつは角徳利が欲しいと思っています。
@oldbizenmomoyamachato
5 ай бұрын
コメントありがとうございます!角徳利は、備前焼の歴史の中でも最高峰の技巧を誇る名品だと思います!幸いなことに比較的数も残っていますので、ぜひ自分好みの姿形・景色の角徳利を見つけてみてください。私共も各地の骨董市やアンティーク市場を巡る度に、どんどん角徳利が増えまして、今や収蔵数は100本以上ございます(笑 これからも折を見て動画で紹介して参りますので、引き続きよろしくお願い致します。
@oldbizenmomoyamachato
5 ай бұрын
撮影機材のテストをしながら配信しています。画質が悪くて申し訳ありません。
@user-be5fi1rc7n
10 ай бұрын
高台見ないと何もわかりません。
@oldbizenmomoyamachato
10 ай бұрын
コメントありがとうございます。近日中に高台の映像も追加させていただきます。今後とも何卒宜しくお願い致します。