1％の成功に期待し、99％成功を疑う心理「確率荷重関数」【行動経済学13】

中川功一：
やさしいビジネススクール学長／経営学者／経済学博士（東京大学）。
元・大阪大学大学院経済学研究科准教授。専門は経営戦略、イノベーション・マネジメント。
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[@おいもまじぽてと-l5n]

面白い内容でした、ありがとうございます！ 少し気になったのですが、この関数におけるパラメータというのは確率だけで定義されているのでしょうか？ （個人差はあると思いますが、確率のズレはある程度固定的なものなのでしょうか？） 中川先生の仰るとおり、イマジネーション（自らに対する損得の度合い）が重要だと感じています。 これに照らし合わせれば、損得がないほどズレが小さくなり、損得が大きいほどズレも大きくなると思うのですがいかがでしょうか。

[@おいもまじぽてと-l5n]

前処理があるのを忘れていました。ここで決まったイマジネーションが関数に入るわけですね！

[@yasabi-jp]

@@おいもまじぽてと-l5n 人間の脳に関することですから、その脳の思考活動に影響する様々な要素が関わってきます。損得の大きさや、その種類、自分の置かれた状況など。その中でも大きなものとして明らかになっていることは、「心に余裕があるかどうか」です。 気持ちに余裕があると、確率をただしく評価できる傾向にあるが、気持ちに焦りがあると、少ない確率に賭けてみようと思ったり、99％大丈夫だ、と言われても疑心暗鬼になる傾向があるようです。

[@おいもまじぽてと-l5n]

@@yasabi-jp 心の余裕は確かにそうですね！てっきり必要なパラメータは決まりきっているものだと思い込んでいたので、他のパラメータがあれば知りたいなと思って質問させて頂きましたが、そりゃ人間ですから簡単に決まるものではないですね 普段、機械を相手にしてることもあって頭が固くなりすぎていたようです笑