177回目『サーモン・オレンジ・グレープフルーツの南米風セビーチェ』

【サーモン・オレンジ・グレープフルーツの南米風セビーチェ】780円
セビーチェというのは、南米の料理というかメニューです。
正直なところ、定義みたいなのは、よくわかりませんが、マリネ、カルパッチョのようなもので、ただカルパッチョのような平盛りとは限りません。
まず、基本的には、魚介シーフードで、柑橘類か、香草で風味づけをしたものと、私は認識しております。
タイムやオレガノ、そしてレモンを使う事が、多いと思います。
甘いｳﾞｧｰｼﾞｮﾝは、あまり見ないです。
さっぱりした中に、ピリッと香辛料が入るパターンにイメージがありまして、普通に鷹の爪を使って見ました。
撮影したのは、夏の終わり頃ですね。
冷たい料理が、まだ頭にある頃です。
しかし、もう年末です。
年末というのは、どなたにとっても、日常の中でも、やや特別な時期です。
私も、年末年始は、色々な思いがあります。
また機会を新たに、年末年始の記憶を、語りたいと思っています。
東陽町 七厘家
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お話し 第16回
169回までは、第15でした。
さて、長く色々な事があって、一時は、大きな目標だった「ギネス挑戦」に関しては、ひとまず中止となり、その時に、すでに、3600種類のメニューを、やっている店が、存在する事が、わかりました。
ただ、もし3600種類を越えても、ギネスに、再挑戦する気持ちには、少なくとも、その時点では、なれませんでしたし、まずは、初心に帰り、お客様の目線で、
「美味しいもの」
「珍しいもの」
「魅力のある料理」
など、少しずつ、研究、試作、などをしながら、毎日の営業を、全力投球で、やっていこう。
そうした考え方を基準に、頑張っていこう。
気持ちを新たに、再稼働始めたわけです。
もはや、ギネスが云々というのは、頭にないわけですから、普通に営業すれば良いのでは？
そう思う事もあり、また言われる事もあります。
でも、なんというか、特徴、個性、差別化、どういう言葉が適当か、わかりませんが、もう、ここまで来たら、これを最大の「売り」にしようと思うわけです。
居酒屋である、事を、最初からやってきました。
今さら、「神戸牛のA5ランク」や、
最高級「本マグロ」や、「地域の生産者と密着の野菜」など、よくテレビで見る、ああした、「超一級素材」を売りには、できません。
キッチンのシステムも、最高レベルの機材などが必要なのかな、と思います。
『調理されたもの』
『イタリア料理』
『中華料理』
『フランス料理』
『オリジナル創作料理』
『洋食』『和食』
私に出来る事は、こうしたラインナップしか、ありません。
現在の「コロナ禍」
我が国は、他国に比べ、だいぶ落ち着いてきましたが、
これから先を考えた時、
ただ焼き鳥、ただ刺身、ただ肉じゃが、
という普通の居酒屋で、他店と競合していく、それが出来るかどうかというと、とても不安材料となるわけです。
「もう、ここまで来たら、このままいこう」 と考えざるをえないわけです。
結果的には、大きな、１つの『個性』と、なったと思います。
これからも、朝から晩まで、頭を捻りまして、少しでもお客様に、リピート来店していただけるような「色々な料理」に、挑戦して参ります。
今後とも、東陽町七厘家、
よろしくお願いいたします。
ある日、ギネス挑戦を、意識し、実際に審査を依頼し、返答の内容から、断念した、
こうした経緯を、長くに渡り、書かせていただきました。
このあとは、今まで30年に渡り、飲食店を経営してきた経験から、素敵な話、嬉しかった事、また、失敗した話、悔しかったり、頭に来た事、最近の話から、古い話を、順不同で、思いつくままに、ブログのような形で、書いてみようかなと、思っています。
自分の思い出話です。
もし、暇でしたら、読んでいただけたら、幸いで御座います。
東陽町七厘家 店主 平田尚也