「18分で納得」等核二原子分子とsp-mixing 【無機化学 19 高校化学 19 】/ homonuclear diatomic molecule

[@noname-uq2sz]

わかりやすすぎます！！

[@tomonoLab]

no nameさん　コメントありがとうございます。ぜひ，異核二原子分子で感動していただければ！

[@noname-uq2sz]

@@tomonoLab 　もちろん見ましたよ(^^) ヘモグロビンの話、面白かったです！

[@tomonoLab]

@@noname-uq2sz さん　それは良かったです。私も学生の頃に聞いて，「あーそうなんだ！だから取れないのか～、これは有機の反応にも似てるな」って思った感慨深い話です。

[@fadenkoloro]

備考欄のクイズの答え、間違っていませんか？ あと、異核二原子分子についてなんですけど、sp相互作用がCOでは起こるのに、NOでは起こらないのは、NOはどちらも2s軌道と2p軌道の差が十分に大きいから相互作用しないということでしょうか？

[@tomonoLab]

Itoshikiさん　コメントありがとうございます。　13:55 あたりにs軌道とp軌道のエネルギー差の表を載せています。そのエネルギー差を見る限り，酸素・フッ素・ネオン以外は，エネルギー差が狭いために「sp相互作用による分子軌道の入れ替わり」が起きている【可能性】が高いと考えることができます。ネオンは分子を作らないとか，計算科学的には入れ替わらなくても安定というのは除いています。あくまでも，sp相互作用はs軌道とp軌道のエネルギー差がある程度近い場合，起きうる相互作用として知られており，磁気物性においてもこの入れ替えでうまく説明できるという背景が支持としてあります。　そのため，第3周期以降でも入れ替わってませんよ～という論文はあるかもしれません(見たことありません。)。 COとNOについても，13:55 あたりの表が参考になります。Itoshikiさんがご指摘の通り，COに比べてNOはエネルギー差が大きいです。微妙なエネルギー差ですので，この辺りは誰かが軌道計算しているかもしれません。一般的には，日本の授業レベルでは，NOはsp相互作用していないとされています。(※以下，蛇足ですが，NOはsp相互作用しているとしても，判別方法がありません。sp相互作用の有無にかかわらず，π＊軌道に1個の電子をもつことは変わらないので，磁気測定あるいは赤外等の結合からは実験的なエビデンスは得られないと考えられます) なお，明後日の回答をしていればご指摘ください。最新の論文等もご紹介いただけると今後の授業動画の参考にもなります。一緒に学べれば幸いです。学問って奥深いですよね。今後ともよろしくお願いします。

[@tomonoLab]

なお，気になって「NO molecular orbital」で画像検索でググると，sp相互作用で入れ替わってるデータが沢山出てきましたね。　勉強になりました。

[@tomonoLab]

おもしろいと思ったら動画への高評価、チャンネル登録、通知登録もぜひお願いします。 各動画の備考欄に問題と解答を準備しています。是非とも，腕試しにお使いください。 KZbinの講義を楽しむために，目次を用意しております。 tomonolab.com/2022/01/22/class_page/