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小田急ロマンスカー50000形「VSE」がラストランを迎えました。
小田急電鉄は、今日10日をもって、50000形「VSE」の営業運転を終了しました。
小田急50000形「VSE」は、2005年3月にデビューした特急ロマンスカーです。2006年には、「鉄道友の会ブルーリボン賞」を受賞しました。ドーム型の天井を持つ車両という意味である「VSE」という愛称をもっています。
1987年デビューの10000形「HiSE」以来となる展望席つきロマンスカーとして設計され、ロマンスカーの顔としての立ち位置となっていました。カーブ区間のスピードアップに効果があるとされる「連接台車」という構造を採用しています。
しかし、車両の経年劣化や、主要機器の更新が困難になる見込みであることから、昨年3月に定期運行を終了しました。
その後は、団体臨時列車としての運転が続けられてきました。
そして、今日10日に、VSEは最後の営業運転日を迎えました。ラストランの団体臨時列車では、第1回・第2回・第3回の3回で小田急線全線と箱根登山線を走行しました。
これをもって、2005年3月19日から活躍してきた白いロマンスカー「VSE」は、完全引退となります。約18年間の歴史に幕を閉じました。
今後、ロマンスカーミュージアムでの展示が検討されています。