【2024/2/29】新所沢パルコが閉店、40年の歴史に幕

2024年2月29日撮影。
9:27　閉店セレモニー
新所沢パルコが2月29日、営業最終日を迎えた。20時の閉店時にはセレモニーが開催され、1983年6月の開業から40年にわたり親しまれてきた同施設の閉店を見届けようと、雨降る中で地元住民をはじめ大勢の人々が駆けつけた。
　新所沢パルコは新所沢駅に近接し、店舗面積は約3万9000平方メートル。パルコ館とレッツ館の2館構成で、白いアーチ型のガレリアが象徴だった。パルコとしては初の郊外立地の出店となったこともあり、当初は広域からも集客できていたが、その後の人口減少に加えて、所沢駅周辺および郊外で競合店の開業・増床リニューアルが進行し、競争が激化。2020年には所沢駅直結の商業施設「グランエミオ所沢」が全面開業し、今秋には西武リアルティソリューションズと住友商事が「所沢駅西口開発計画」で新たな商業施設の開業を予定されている。パルコは取り巻く商業環境の変化や、開業後40年が経過する施設の老朽化に伴う設備関連の投資負担などを中長期的視点から勘案した結果、営業終了を決断した。新所沢パルコの2022年度（2022年3月～2023年2月）の取扱高は75億7000万円（前年比6.9％減）。
　閉店に伴い、新所沢パルコでは閉店セールのほか、「新所沢PARCO さよならフェス」を開催。経済アナリストの森永卓郎の10万点ものB級コレクションが集められた新所沢にあるモリタクB宝館の一部を展示したミニミュージアムや、ずん・飯尾和樹の「師匠! いらしたんですか」のサイン本お渡し会、パルコが製作した約200枚のB全ポスター展示のほか、ぎょうざの満洲とコラボレーションしたアイテムを販売するポップアップショップやマルシェといった企画を展開した。
　閉店キーヴィジュアルは新所沢出身で、幼いころから新所沢パルコに通っていたという写真家の山本佳代子が制作。デザインとコピーも自身が所属するクリエイティブ集団「チーム未完成」のメンバーが考案した。また、シンガーソングライターのCUTIEPAI・まゆちゃんが新所沢パルコ公認のフィナーレソング「PA PA PA しんとこ PARCO」を手掛けるなど、閉店を前にクリエイターがフィナーレを盛り上げている。
　閉店セレモニー前に報道陣の囲み取材に応じた山本仁也店長は、同店の閉店が決まってから店長に就き、2年にわたり“恩返し”として任務にあたってきた。40年という歴史を持つことから地域との結びつきの強さを同店ならではの魅力とし、「（お客様にとって）生活の一部になっていたのではないか」と振り返った。閉店後の跡地およびビルの活用に関しては、パルコが引き続き保有するかを含めて現状未定となっている。
　20時の閉店にあわせてガレリアで開かれたセレモニーには大勢の来店客が集い、閉店の瞬間を見守った。山本店長は3階に掲出していたメッセージボードに多くのメッセージが寄せられたことへの感謝を述べつつ、「こんな言葉が多かったです。寂しい、悲しい、でも楽しかった。ありがとう。忘れない。大好き。我々も同じ気持ちです。またテナントの皆さんも同じ気持ちかと思います」と紹介した。シャッター代わりの垂れ幕が下りると、来店客から「絶対に忘れないよ」といった愛情あふれる声が相次いだ。開業当初に映画館「新所沢レッツシネパーク」でバイトしていたという50代の女性は閉店に寂しさを示しつつ、「食品を買えるスーパーが減ってしまうのは不便。新しい施設ができるなら、高層の施設にはなってほしくない」と語った。

[@user-hz8wy7wm9r]

昨日は新所沢パルコへ行けなかったので、ここで閉店セレモニーの様子が見られて感謝です。ありがとうございます。そして、もう店内を見られないんだと寂しい思いもしていたので、店内の様子も撮影されていたのを見て感激しました。店内の風景とかアナウンスとか記録で残してくださってありがとうございます！

[@tabibitonoki1729]

開店当初、パルコ館2階にダイナー・シティーというレストランがあったのですが、そこのウィーン風カツレツという料理が、私の母のお気に入りでした。 その母が亡くなって、もう20年近くになります。 新所沢パルコの閉店は本当に残念ですが、これは、情報発信や流通サービスの拠点としての役割を終えた、ということなのでしょう。仕方ありません。 この場所で経験した多くの出来事、すべて良い思い出にしたいと思います。

[@user-gm4jq7dq5v]

オープンした時から知ってます。 昨日、新所沢駅の前は真っ暗で寂しくなりました😢

[@marupyon4410]

閉店セレモニーに参加しました🙋 新所沢のシンボルが無くなってしまうのは本当に寂しいです😢 仕事帰りにPARCOのスタバ☕に寄ることが私の癒しでした。スタッフの皆さんの温かい接客と笑顔は忘れません...

[@user-ov9cm3dx6z]

泣いちゃいそうなのでセレモニー見てませんでした。 動画ありがとうございます

[@totoko5780]

店内の動画までアップしていただきありがとうございます。もうこの空間にいかれないと思うと悲しみで胸がいっぱいになります。オープン当時から通っていて、買い物だけでなく、しんとこPARCO＋let'sの存在自体が毎日の生活や癒しに欠かせないものだった事が、失ってみて実感しています。せめてこの建物だけは何とか残してほしいと願います。

[@user-hl5so7qt2y]

シネコンって概念が無かった頃に一つの劇場で映画館が３館あるというのが当時は珍しかった😂話題作は毎回階段まで、行列が出来てて混雑してるイメージしかなかったですね😊

[@miharu3748]

最終日に仕事を早退してラストまで滞在してました 産まれた時から当たり前に存在し青春時代の私を彩ってくれたしんとこパルコ 駅から歩くとポッカリとビル街の中に鎮座する異国情緒たっぷりのアーチと白亜の建物 令和の現代では考えられないような、いい意味で無駄のある贅沢な空間の使い方をしていましたよね 子供の頃はエスカ上ってすぐの「ま～せる」でのスパゲティ（けっしてパスタではない）がご馳走でした もうあの空間に入ることは永遠に出来なくなってしまったんだな…という喪失感が襲ってきます せめてあの建物のままで再生してくれればと思いますが現実は解体してタワマンですかね…

[@Guaaaaapa]

昨夜は外へ出れない位の大混雑で、スタバの硝子越しで閉じこめられたまま閉店セレモニーも全く見れず、聞こえずでしたが動画アップありがとうございます！これでやっとセレモニーの様子がわかりました！！

[@user-fujik101]

結構そういう方が多かった様に思います。 グリップ持って行ったので助かりました。

[@user-lw9ne4oc9y]

雨だった上に子供に早く帰りたいと言われ閉店セレモニー見られなかったので、アップして下さり感謝です👏

[@user-sz3dk5lp6p]

奇しくも、この翌日に２年間解体されなかったお台場のヴィーナスフォートが別施設として再スタートしました。 駅近で魅力的な建物であることは共通しています。何とか建物だけ残って欲しいです。 新所沢の良い意味でのどかな雰囲気が壊れてしまう気がするのでタワマンはやめてほしい。 （所沢駅周辺は圧迫感が凄い）

[@tabibitonoki1729]

閉店から9日が過ぎた新所沢パルコですが、ガラス部分はすべて内側から白いシートが貼られ、中の様子を窺うことはできません。ガレリアはすでに通り抜けができなくなっています。今は什器や設備などの搬出が行われているようですが、その後はおそらく、仮囲いの工事が始まるのでしょう。 そうなると、いよいよ建物の姿が見えなくなってしまいますが、これは仕方ありません。もともとシャッターのない建物でしたし、私のように、隙あらばもう一度中に入ってみたいと願う不届き者が大勢いますから(笑)。 しかし、この建物を眺めてみると、遊び心にあふれた、かなりユニークな建物だったんだなと、あらためて気づかされます。 最初に目につくのは、正面入口を中心に左右に広がる、南欧風の白いアーチでしょうか。 正直言って、この部分は構造的にはあまり意味がないように思われます。特にガレリアに通じる側は、単なる壁で屋根もありません。雨の夜にここを通って駐輪場に向かう時、「ちくしょう、なんで屋根がないんだ！」と何回恨み言を言ったことか。 とは言え、新所沢パルコと言えばあの白いアーチを真っ先に思い浮かべる方も多いはず。言わば新所沢パルコのシンボルとして、実はとても重要だったのかも知れません。 大胆不敵なのは、正面入口から右に30メートルほどのところにもうひとつ出入口があるところ。 こちらの出入り口はガラス張りで2階までの吹き抜けになっていて、2階までのエスカレーターが設けられています。ここは明るくて開放感があって、ほっとできるスペースでしたね。 出入り口はすぐそばにあるし、エスカレーターも建物の中心部にあるのですから、これを無駄と見る向きもあったかも知れません。しかし、無駄な部分のない建物は面白くないですし、そういう部分が与えてくれる心理的影響というものは、決して軽視できません。他の方もこの建物について、「いい意味で無駄な空間が多い」とコメントされていましたが、まったくその通りだと思います。 ちなみに私自身も、正面入口よりもこちらの出入り口から出入りすることが圧倒的に多く、ここからエスカレーターで2階に上がり、連絡通路を抜けて無印良品に向かうのが、お気に入りのコースでした。 開放感といえば、忘れてはならないのは、なんと言ってもガレリアでしょう。 もともと市道が通っていた場所をわざわざ廃道にしてこれを作ったとのことですが、大きなガラス張りの屋根に覆われた空間と、2階、3階部分でそれを貫く連絡通路。最初にこれを見た時は、思わずおおっ、と声が出ましたね。 よく出来てるなと思うのが、２階部分に木製の椅子とテーブルが並べてあって、ここで休息を取りながら、この広々とした空間がもたらす開放感を味わえるようにしてあるところです。 私自身も、買い物のあるなしにかかわらず、ここに座ってぼーっとしている時間が好きでした。新所沢パルコというのは、そんな利用のしかたを許容してしまう懐の深さのある場所でしたね。だから、この場所そのものに愛着があった、と言えます。たぶん私は新所沢パルコという場所そのものが好きだったのでしょう。 PARCOというのはイタリア語で公園のことで、人々が集い、時間と空間を共有し、楽しんだりくつろいだりする場（空間）を目指して命名されたそうです。お客さんに、行ってみたい、また来たいと思ってもらえる店舗づくりに努めてきたと聞くと、ある程度効率を犠牲にしても愛着の持てる建物にした理由がわかる気がします。 むろんパルコも商業施設ですから商品を売って利益を上げなければならない。でも、決してそれだけの場所にしたくない。そんな当時の関係者たちの思いが伝わってくる、いい建物ですね。 3階連絡通路に貼られた数え切れないぐらいの思い出メッセージを眺めながら、こんなことを思いました。もし新所沢パルコが、四角四面の建物に整然と売り場が並んでいるだけの面白みのない建物だったら、ここまで多くの人が惜別のメッセージを残しただろうか、と。 皆さんもこの場所そのものに愛着があったのではないか、と思うのです。ここで歩き、買い物し、休息し、思い思いにくつろぐことが好きだった。「ここ、動線が良くないなあ」とか「天井、低いよね」などと文句を言いながら、この場所を決して嫌いにはなれなかったのでしょう。 新所沢パルコを愛する人たちにとってその閉店は、単にひとつの商業施設の閉店にとどまらず、まさに、お気に入りの公園を失うことでした。 新所沢パルコには多くの思い出があり、閉店はかえすがえすも残念。しかし、これだけ多くの人に惜しまれながらその役割を終えたのだから、むしろすごく幸運な場所なんじゃないだろうか。 今はもう誰もいなくなった新所沢パルコの周囲を歩きながら、ふとそんなことを思いました。 ここでのすべて、 いい思い出にします。 長文失礼いたしました。

[@user-ki8kn3br2y]

私は当時向かいのグリーンハイツに住んでまして、建築中から見てました。 確かオープニングセレモニーは司会みのもんたさん、ゲストは松坂慶子さんでした。

[@Mr-sy3nd]

7:31

[@saskiyoshiaki]

跡地は解体かつ重度認知症の後期高齢者向け住宅となり、かつプライバシー保護の為介護士出禁になると思います。