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「ダイビング事故を防ぐために、危機管理の専門家に学ぶ」
2024年9月19日(木)19:00~ オンライン開催されたワークショップです。
スピーカーは東京大学農学部で環境安全管理(教育研究活動における環境汚染や健康障害などの事故防止)を手がける水口裕尊さんです。以下、水口さんからのワークショップの案内です。
「危機管理とは」
危機管理とは、自然災害等の大規模災害に備える災害管理(Crisis Management)と、身近な危険に備えるリスク管理(Risk Management)に大別されます。このうち、災害管理は、行政等の組織によって講じられるべきものですが、リスク管理については、我々、個々の人間がその活動における最小単位として管理するべき事項となります。しかしながら、私の経験では、リスクに気付いていない人が多く、気付いている人であっても、その多くで過大に安全評価をしていると感じられています。
ワークショップでは、私の経験とともに、事故の発生要因について解説するとともに、リスクを回避するために身につけるべき知識やスキルとはなんなのか、また、リスクを認知するためのリスクアセスメントについて概説を行い、どのようにリスクをマネジメントするべきかといった点について考察します。
ダイビングにも通じる危機管理についてこのワークショップでお話することで、ダイバーの皆様の安全活動の一助になれば幸いです。
【テーマ】「ダイビング事故を防ぐために、危機管理の専門家に学ぶ」
【スピーカー】水口裕尊さん(東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部 環境安全管理室副室長 講師)