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京都を代表する観光地、嵯峨嵐山地域(京都市右京区・西京区)で22日、約40年ぶりに花火が打ち上げられた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で観光客が激減し、活気を失った地域を元気づけようと地元商店街などが企画。人々は夏の夜空を染める花火に疫病退散を願った。
「嵐山疫病退散花火」と銘打ち、約4分間で65発の花火が夜空に大輪の花を咲かせた。当初は集客イベントとして企画したが、感染拡大が収まらないなか、閉塞(へいそく)感が漂う同地域を応援しようと実施。密を避けるために打ち上げ場所は告知せず、同日午後2時ごろ、商店街などの公式ツイッターで午後7時40分の開始を知らせた。
花火を企画した嵐山商店街の石川恵介さん(51)は「この花火を見て少しでも元気になってくれれば」と話していた。花火は23、29、30の3日間も行われる予定。