#50 素人がDIYでエアコンを取り付けてみた(2) 道具準備編

#50 素人がDIYでエアコンを取り付けてみた(2) 道具準備編
激安真空ポンプ4点セットは使えるのか？
■工具紹介
・真空ポンプ
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・真空ゲージ
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・コントロールバルブ
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・トルクレンチ
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・ナイログ
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・モンキーレンチ
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・接続用ホース
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・パプカッター
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■本編説明
前回から引き続きで、エアコンをDIYで取り付けてみたシリーズなのですが、今回は、道具準備編ということで、その時に使用した激安な「真空ポンプ4点セット」ですね、Yahooショップや楽天市場でよく売られているものなのですが、今回は、この「真空ポンプ4点セット」が使ものになるのかどうなのかをご紹介したいと思います。
あと、真空ポンプ以外にも必要となる道具についても、説明していきたいと思います。
・「真空ポンプ4点セット」の紹介
まずは、激安で売られている「真空ポンプ4点セット」の紹介です。価格は15200円でした。激安といってもそんなに安くはないです。プロが使用する道具に比べれば安いのですが、DIYで気軽にエアコンを取付けてみようかと思えるような金額ではないですよね。
「真空ポンプ4点セット」の内容は、真空ポンプ、それから、マニホールドゲージとホース類、それからフレアリングツール、そしてパイプベンダーです。その他、このセット以外で必要な物は、モンキーレンチ、トルクレンチ、コントロールバルブくらいです。なので、この真空ポンプ4点セットがちゃんと使えれば、とても安く道具を揃えることができます。
では順番に見ていきましょう。
・セットその１ 真空ポンプ
まずは、真空ポンプです。潤滑用のオイルを入れて使います。説明書が丁寧でない為分かりにくいのですが、オイルは、この中間の線のところまで入れて使うようです。この真空ポンプは、まったく問題なく使えました。
・セットその２ マニホールドゲージ
次にマニホールドゲージです。真空引きをするときに、ゲージの針が１から-1になっていくのですが、このゲージは、1から-1までのメモリの間隔が狭すぎて、真空である-1に到達したかどうかが分かりにくいです。また、ガス漏れをチェックするときに、真空の-1からまったく下がらないことを確認しなければならないのですが、このゲージでは大雑把すぎて、確認することができません。つまりゲージは使い物にならないということです。ということで、代わりに、タスコの真空ゲージを購入しました。0から-1までゲージ一杯に目盛りがあります。価格は7719円でした。ちなみに、セットで付いてきたホースは使いましたが、別途ホースだけをを購入した方が安上がりです。
・セットその３ フレアリングツール
次に、フレアリングツールです。これは、配管を接続するときに、接続部分をラッパ状に加工する道具です。結論から言うと、このツールもできが今一つで、何度練習しても、きれいにラッパ状に加工することができません。ラッパの形もゆがみが発生するし、ラッパにすじ状の傷が沢山入ります。このラッパがうまく作れないと、接続部分からガスが漏れてしまうので、このフレアリングツールは使わないことにしました。代わりに、タスコのフレアツールを購入しました。これだととてもきれいにラッパを作ることができます。14316円でした。ちなみに、セットで付いてきたパイプカッターは使えましたが、別途パイプカッターだけ購入した方が安上がりです。
・セットその４ パイプベンダー
最後は、パイプベンダーです。銅の配管を曲げる道具なのですが、まったく使いませんでした。というのも、普通の取付では、配管を曲げる角度は90度くらいなので、これくらいの角度であれば手で曲げることができます。90度以上曲げる場合には出番があるかもしれませんが、道具が大きいため、ちょっとここを曲げたいと思っても、この道具が入らず、活用できるシーンはすごく限られるように思います。なので、まったくいらない道具でした。
ということで、激安な「真空ポンプ4点セット」は真空ポンプ以外は、ほとんど役に立たない物ばかりで、セット物はお勧めしません。おススメは、激安な真空ポンプだけを購入して、あとは、単品で購入するのが良いと思います。
ここまでで、道具をそろえるのに37235円という、結構なお金を使ってしまいましたが、あと４つほどそろえなければならない道具があるので、ご紹介します。
１つめは、コントロールバルブです。これは、エアコンの室外機と真空ポンプを接続する際に使用します。1480円です。
２つめは、トルクレンチです。配管を接続するところのボルトを規定の強さで締め付けるための具合です。8632円です。
３つめは、ナイログです。配管の接合部に塗って、ガスの漏れを防止するものです。1414円です。
4つ目は、モンキーレンチです。室外機のナットを外すのに使います。1607円です。
・まとめ
ということで、最後にまとめです。
なんだかんだで、必要な道具の購入にかかった費用は、50368円となりました。
最初に予想していた金額よりも、かなりの出費となってしまったので、であれば、最初から専門業者にお願いしても良かったかなと思っています。
少し計算が狂ってしまいましたが、ここで止めるわけにはいかないので、頑張ってやっていきたいと思います。一応、DIYに必要な工具のリンクを概要欄に貼っておきますので、参考にしてみてください。