人間が間違うのは問題ないと思います。間違いに悪意があるかどうかが問題になります。 最近ではわざと嘘の情報を流している人もいて、人間が作った嘘なら責任を問うことができます。でも、この情報は私が流しましたが私が作ったのではなくA I が作りましたと言われたら、嘘情報を流している人に対して悪意があるとして責任を問えるのかなと思います。嘘情報を流しても責任を問うことができないのであれば、今までの法律は意味を持たない、無効になるのではないでしょうか。それとも A I が作った情報でもその情報が悪質な嘘であるとわかったら、情報を流した人を罰することはできるのでしょうか。 詐欺師などの悪意のある嘘つきは、本当の話をたくさんして皆が信じて疑わなくなったときを狙って騙しにかかります。詐欺とはそういうものです。最初から嘘はいいません。皆にこれは価値があるとすっかり信用させてから、自分が得をするように嘘を仕掛けてくるのです。それが5年先なのか、10年先なのかはわかりません。それが悪意のある人間の怖いところです。 人間の脳はまだまだ少ししか使われていません。こんなに少ししか使われていないのに、A I を使っていたらもっと少ししか使われなくなってしまうのではないかと危惧します。 本来なら人間の可能性はもっともっと大きいものなのに、人間の脳・考える力を否定して A I に頼る必要などないと思いますけどね。