いつも楽しく拝見しています。ありがとうございます。私は京都の京北に住んでいます。家のすぐ裏の山から時々鹿の鳴き声が聞こえます。確かに悲しげです。早い話が発情期なんですが…梅原先生の説面白く聞かせてもらいました。実は、私は京都市立芸大の OB で学生時代、梅原先生の日本文化史を受講したことがあります。当時は古典とか全く興味なかったので、一般教養の1科目として選びました。先生の授業には聴講生のおばさま軍団が前方に固まって熱心に聞かれていました。私たちは後ろの方でボーッとしていました。気さくな先生で、大学祭の時など学生と一緒にお酒を飲まれていました。今となっては楽しい思い出です。あの時もう少し熱心に聞いておけばよかったですね。内容はあんまり覚えてませんが、二言目には怨霊がと身振り手振りでおっしゃっていたのを思い出しました。
6番が大伴家持、父の旅人は藤原によって大宰府へ左遷され長屋王を守れなかった無念がある。藤原によって改ざんされた正史の嘘を暴くために万葉集を編纂し息子の家持が完成した。5番の人麻呂は正史になく万葉集に登場する。政権の中枢にいた額田王も同じ。とすると1,2 vs 5,6=天智 vs 天武、正史の改竄 vs 万葉集を定家は意図した。とはいえ同じ藤原なのでレスペクトで3に人麻呂を置き、5番に人麻呂の背乗りで猿丸大夫を置いて遊んだ、などど妄想してしまいました。笑