「北上夜曲」和田弘とマヒナスターズ 青春の絶唱歌（年金生活翁の漫遊記）【＃美国旅情】

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作詞：菊地規（平成元年没、享年66）と作曲：安藤睦夫（平成19年没、享年82）の二人は少年だった。
「北上夜曲」が生まれたのは昭和16（1941）年２月。菊地は岩手師範学校１年生18歳。安藤は旧制八戸中学５年生17歳。
この年の12月８日に太平洋戦争が始まる。「北上夜曲」は、北上河原の初恋がセンチメンタルな歌詞で綴られているが、「戦争に対するレジデンスの気持ちと、虚勢に満ちた社会、それを誇張するものたちへの反発があった。河原でせせらぎを聞き、私だけの世界に安らぎを感じた」と、菊地は当時の心境を書いている。
『「ぼくは生きるぞ」という少年の願いが銀河に誓われ、戦争に向かう世の中へのささやかな抵抗が時代を超えて流れる北上川に託されたのであろう。』（あの歌この街二：橋本克彦著）から引用

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いつまでも 歌い続けてほしい 美しい歌です