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JRの貨物線の旅客化を想定した調査列車が30日、茅ケ崎-関内駅間に運行された。京浜臨海部の活性化を目的に県や横浜市、川崎市、東京都などでつくる「東海道貨物支線貨客併用化整備検討協議会」の主催。自治体職員や学識者ら約320人が乗車した。
調査列車は、JRと相模鉄道の相互直通の準備が進む貨物駅・横浜羽沢や、鶴見、浜川崎を経由。多摩川と東京湾を地下トンネルで抜け、品川区の東京貨物ターミナル駅へ。ここで折り返し、みなとみらい21(MM21)地区を横切る高島線で関内に到着した。
旅客化の検討会の座長を務める屋井鉄雄・東京工業大教授は「臨海部を再開発するには鉄道によるアクセスが重要だ」と説明した。
協議会は今回のルートなど18キロの旅客化に加え、15キロの新線建設も検討。一方で、貨物との併用による過密ダイヤや、数千億円とされる事業費の課題も。乗車した黒岩祐治知事は「既存の線を用いた段階的な整備も検討する」と述べた。
/ kanaloco(カナロコチャンネル)
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