【茨木能勢線・猪ノ子峠】大阪最後の未舗装ガタガタ府道をドライブ

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3:56左手に何やら案内板がありますが、『安徳天皇御霊蹟伝説地（あんとくてんのうごれいぜきでんせつち）』の説明が書かれているらしく、壇ノ浦で入水された安徳天皇が実は生きていてここまで逃げてこられたという伝承の説明らしく、横の山道を入っていくと安徳天皇御陵墓にたどり着きます。 詳しい謂れの説明は、南側の府道604号線沿いにある岩崎神社にあるそうです。（4:01右側に入っていく道は、最終的に岩崎神社横に出る道みたいですが・・・😰）

[@hokusetsu-plus]

歴史に疎いもので、安徳天皇という方を存じ上げず・・・ でも、歴史上でも百数十人くらい（？）しかいない天皇のお墓があると考えると、結構すごいことのように思えてきました。 ただ、あの道はちょっと車では・・・いつか折り畳み自転車装備したいと思っているので、そんな状況になったら考えます💦

[@JobChanged--UEKISYOKUNIN]

@@hokusetsu-plus さま。安徳天皇は、ほとんどの学校の古典の授業で習う『平家物語』にもでてくる登場人物のひとりで、平家と源氏の権力闘争の末に『壇ノ浦の合戦』で享年8歳で入水された実在する悲劇の天皇です。 手元の解説によると『保元の乱および平治の乱に勝利した平家と敗れた源氏の対照的な姿、その後の源平の戦いから平家の滅亡、そして没落しはじめた平安貴族と新たに台頭した武士たちの人間模様などを描いた。「祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。」の有名な書き出しでも広く知られている。』とあります。 現代語訳は『祇園精舍の鐘の音には、諸行無常すなわちこの世のすべての現象は絶えず変化していくものだという響きがある。娑羅双樹の花の色は、どんなに勢いが盛んな者も必ず衰えるものであるという道理をあらわしている。世に栄え得意になっている者も、その栄えはずっとは続かず、春の夜の夢のようである。勢い盛んではげしい者も、結局は滅び去り、まるで風に吹き飛ばされる塵と同じようである。』これがこの物語の内容をすべて表していて、武家社会の教科書のようなものとなったそうです。

[@JobChanged--UEKISYOKUNIN]

@@hokusetsu-plus さま。安徳天皇は、ほとんどの学校の古典の授業で習う『平家物語』にもでてくる、超有名な歴史上の人物のひとりで、平家と源氏の権力闘争の末に壇ノ浦で享年8歳で入水された記録に残る天皇の中で最も短命だった悲劇の天皇です。 で、平家物語は大丈夫ですよね、冒頭が有名な『祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。』という書き出しで始まる琵琶法師で有名な栄枯盛衰の物語。

[@hokusetsu-plus]

詳細な説明ありがとうございます！ 平家物語は「なんとなく」知ってて、ストーリーも「なんとなく」覚えてはいましたが、「安徳天皇」という名前は・・・ ということは超有名人ということですね。それにしても8歳で入水とは・・・

[@JobChanged--UEKISYOKUNIN]

2:43右手にでてくる善福寺。聞き覚えがあったので調べてみると、以前勤めていた会社の近所、大阪市天王寺区空堀町にある善福寺がもともとあった場所です。 大阪の善福寺は、明治時代後期に大阪夏の陣で真田幸村が築いた有名な真田丸があった場所にあった寺院跡に、ここから移転してきました。

[@hokusetsu-plus]

こんなに立派で歴史のあるお寺があったんですね。。。 目の前の道路に夢中で全く気が付いていませんでした笑

[@JobChanged--UEKISYOKUNIN]

@@hokusetsu-plus さま。いや、そんなもんですって😅

[@JobChanged--UEKISYOKUNIN]

実は2:23あたりから右手に見えてくる、立派な土塀も善福寺だったりします。

[@油食林間]

どの道かと思えばこの道でしたか、府動とは知らずに何度か通りましたよ、確かに今どき珍しいでこぼこ道ですよね。でも私が4才の折り423もこんな感じでしたからねボンネットバスがバウンドして天井で頭をガンとぶつけたのが思い出されます。

[@hokusetsu-plus]

コメントありがとうございます！ 「ボンネットバス」ですか！私は乗ったことはないですが、ガタガタ道を走行しているのが目に浮かびます・・・ また、この動画が思い出につながったとのことで、配信させていただいた甲斐を感じています！

[@みさっちさん]

お疲れ様です。近所ですがあまり使わない道で、見ててホッコリしました(^ ^)

[@hokusetsu-plus]

コメントありがとうございます！！ この動画を見ていただいて、「ホッコリ」というコメントが来るとは全く想定していませんでした😵

[@JobChanged--UEKISYOKUNIN]

5:40右手の樹の下に石仏と石碑があります。これは『能勢のいやいや法華』と言われるものに由来するもので、『南妙法連華経』と刻まれた題目塔のようです。 能勢地域は領主能勢氏が領民を強引に改宗させたことがあったので、その不満のはけ口にいたるところに建てられているという話でした。 まあお隣はあの『高山右近』ですからね。影響があっても不思議ではないですが・・・（オブラートに包んだような話にしていますが、行間は汲んでください😅）

[@hokusetsu-plus]

いやー。 分岐というか、右上に続く道しか目に入ってませんでしたー。 たしかに石碑が映ってますね。そしてネットで調べてみるとその奥には石仏が・・・ そして、ここでも登場「高山右近」。 この人にまつわる話はいろいろあるようなので、キリシタン遺物資料館に行ってみるとネタが埋まってるかもしれないな、と思えてきました。

[@JobChanged--UEKISYOKUNIN]

@@hokusetsu-plus さま。たしか能勢氏は宗派が真言宗でしたが、隣の領地の影響でキリスト教に改宗した領民が領地内に増えてきたところに、家康からキリスト教禁止令がでたことをきっかけに、露骨に尻尾を振るかたちで領民を強制的に日蓮宗（家康と深く関係あり）に改宗させたというのが顛末で、キリスト教を弾圧したわけではないらしいのですが、あまりに強権的なやり方に領民の不満が爆発して地味に堪えるボディブローのような嫌がらせになったそうです😅

[@くににん-r1l]

ここはよく通ります。 ツーリングで物足りなかった時にダートの練習がてら走ります。 時々対向車に遭いますねー。

[@hokusetsu-plus]

コメントありがとうございます！ 私はバイクには乗らないですが、たしかにバイクでダート感を味わうにはいいかもしれませんね。 逆にこんな道路を求めている人もいるってことかー。。。となると、改良はしない方がいい、とう考え方もあるってことですね。。。

[@JobChanged--UEKISYOKUNIN]

そういえば茶道の十一月の朔日餅に『亥の子餅』というのがあるのですが、どうもこのあたり（能勢町）と関係が深いらしいですよ。 今年（2024年）の大河ドラマ『光る君へ』で、主人公の紫式部が執筆する『源氏物語』（葵の巻）の中でも、『亥の子餅』は出てきますので、宮中に献上していたのかもしれませんね。

[@hokusetsu-plus]

正直・・・なぜ「亥の子餅」の話が出てくるのかな、と思ってしまいました。 そういえば「猪ノ子峠」の名前の由来、謎でした💦 そして「亥の子餅」ですか～ 確かにウィキペディアでも能勢町が出てきてますね～ 私は中国地方出身なんですが、「亥の子餅」がお祭りのメインだったので全国区のものだと・・・ そういえば「猪名川」という地名にも、「いのしし」が出てきますね・・・ とりあえず、いったん頭がパンクしてます😵

[@JobChanged--UEKISYOKUNIN]

@@hokusetsu-plus さま。『亥の子』は、もともと西日本のお祭りですからね。『万病除去・子孫繁栄を祈る』とか『田の神様を天に返す』とかあるらしいですよ。

[@JobChanged--UEKISYOKUNIN]

@@hokusetsu-plus さま。そもそも『亥の子』は西日本の行事ですからね。イノシシの多産というところから豊穣というところに繋がるそうですが。 そういえば文献によっては『猪ノ子峠』を『位の考（いのこう）峠』という場合もあるらしいのですが、こうなるとどう解釈したらいいものか・・・。

[@hokusetsu-plus]

ほーーー。 私の記憶は、商売繁盛です・・・子供のころに「繁盛せい！繁盛せい！」と声をだしていたのを覚えています。（なので、万病除去・子孫繁栄は意外でした😵） さまざまな地方で、いろんな由来があるんでしょうね・・・

[@JobChanged--UEKISYOKUNIN]

ちょっとご提案ですが、自分が昔よく走ったことがある西宮市道山436号線（兵庫県道82号線盤滝トンネル旧道）も、このシーズン（ちょっと遅いかもしれませんが）紅葉がきれい（かもしれない）ので、いいかなと思うのですが（まだ道が荒れていないであろうと思いますので）。

[@hokusetsu-plus]

提案ありがとうございます！ よさそうですねー、この道路。 六甲山の道とか、芦有ドライブウェイなども見ていましたが、提案いただいた道路は候補に上がってませんでした・・ 冬本番になる前にぜひ行きたいところですね！

[@musikphoto1678]

昔の未舗装区間はもっと轍が深くて車の底を擦るレベルでした💦 今は普通の車でも通行できるレベルですね しかし府道なのに何でこの区間だけ改良をしないんでしょうね？何か理由でもあるのかな？ 道幅を2車線化して整備したらそれなりに需要はあると思うんですが・・・

[@hokusetsu-plus]

コメントありがとうございます！ 整備するメリットはあると思います。少なくともゴルフ場には・・・ 以前、どこかで見た情報では、周辺の土地所有者との問題と折り合いがつかないのが原因とか。 道を広げないにしても、このガタガタ未舗装状態をそのままにしているのは、それなりのややこしい理由があるんでしょうね。

[@JobChanged--UEKISYOKUNIN]

5:45右側の道を行くと、ゴルフ場を迂回しながら、ゴルフ場北側の尾根にある携帯電話の基地局や地上デジタル放送の中継所に出て、最終的には行き止まりになるそうです。 おそらく舗装しているのは、これらの施設に機材を送り込む車両に支障が出ないように最小限の補修をしているのかもしれません。

[@JobChanged--UEKISYOKUNIN]

@@hokusetsu-plus さま。おそらく林道を府道に昇格したのではないかと。始点と終点には、養護施設があったり人家があったりゴルフ場だったり中継局だったりで、それなりに整備する必要性があったのでしょうね。それにしても杉木立の荒れ具合がひどいですね、ほとんど手が回っていないんでしょうね。 ゴルフ場は、けやきヒルカントリークラブ（切畑多田院線沿いで切畑側から行くと・・・）や宝塚クラシックカントリー倶楽部（十万道路沿いの長尾山火葬場・墓地のその奥・・・）を知ってますんで、むしろ険道や腐道のままでもいいかな・・・