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今回はThe Beatlesの1966年暮れにリリースされたA Collection oOf Beatles OldiesのUK Monoを聞いてみました。
Oldies Monoのサウンドは、湯浅学『アナログ・ミステリー・ツアー』ではあまり評価は高くありません。
一方で、レコード評論雑誌でOldiesはMonoのサウンドがいいという評価も目にしたことがあります。
これまでステレオ音源であるUK 2EMIやUKマザーのデンマーク盤を聴いてみたところ、She Loves You以外は非常に迫力のある音に感じました。
そのため、Monoはどのような音がするのだろうと思い、入手してみました。
一度聴いた感じでは、それほど目立つ特徴はありませんが、落ち着く音だと思いました。
やはり、1966年の時点で初期ビートルズのオリジナルマスターは、劣化、もしくは破棄されたりした曲もあったこともあり、モノラル盤はこのようなサウンドになってしまったのでしょうか。
もしくは盤自体に問題があるのかもしれません。
(ステレオ盤は非常に音がクリアで迫力があります。)
曲単体で聴くと、例えばPaperback Writerは、やはりシングルの迫力には敵いません。
しかし、Oldiesならではの選曲や、曲の並び、収録数の多さ、オリジナルミックスという点では楽しみがあります。
Oldiesに関しては、2EMIのマトリクスの枝番号が1Gの盤は比較的入手がしやすくいい音を聴かせてくれます。
ぜひ興味のある方は聴いてみてください。
またOldiesのミックス制作の背景は、マーク・ルーイソン『ビートルズ・レコーディング・セッションズ完全版』に詳しく書かれております。
ご視聴ありがというございました。
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