Рет қаралды 36
1983年発売の柏原芳恵さん12枚目のシングル曲。
作詞作曲は中島みゆきさんですね。
オリコンチャート最高6位、61万枚のセールスを記録した大ヒットソング。
同年発売のこの曲を含む同名タイトルのアルバムは、オリコンチャート最高位4位、アルバム売上は32万枚。
柏原さんにとっては「ハロー・グッバイ」に次ぐ大ヒットシングル。
今も卒業ソングの定番としてよく知られる楽曲で、柏原さんは自著『恋人模様』の中で、”芳恵が選んだシングルA面曲ベスト5”の1位にこの曲を挙げているくらい思い入れのある楽曲です。
今上陛下におかれまして、お好きな曲としても知られていて、この曲がきっかけで当時親王(皇孫)だった陛下は、柏原さんのコンサートへ行き、コンサート後に柏原と初対面したエピソードが残っています。
昭和の卒業ソングってたくさんありますね。
尾崎豊さん、斉藤由貴さんの”卒業”、山口百恵さん”いい日旅立ち”、H2Oさん”想い出がいっぱい”、ハイファイセットさん”卒業写真”、海援隊さん”贈る言葉”などなど。
とりわけ、斉藤由貴さんの”卒業”と、”春なのに”で歌われた”第2ボタン”
♪制服の胸のボタンを〜下級生にねだられ〜”卒業”
♪記念にくださいボタンをひとつ 青い空に捨てます”春なのに”
起源はなんだ?…ちょっと不思議に思ったのでググってみたら、
1960年公開の映画『予科練物語 紺碧の空遠く』に描かれたことがきっかけ…との説をネット界隈で多くお見かけしました。
主人公の予科練生が特攻隊を志願、終戦となる8月15日の朝に出撃命令が出るのですが、その直前、想いを寄せる女性に第2ボタンを渡すというワンシーンから広まった模様。
最近の第2ボタン事情はどうなんですかね。
制服がブレザーになっている学校も増えていて、淡い恋心を伝えることもSNSで容易くできる時代、調べたらやはりボタンのやり取りではなく、花束を送り合うみたいですね。
なんだ、その方が美しいですね!
中島みゆきさんの楽曲なので、それはもうメロディも歌詞も美しい曲です。
ギターコードもシンプルなので、練習曲としても最適なのですが、
音域が広いのでボーカルは大変です!
歌詞もじ〜んとくるので、思わず胸に詰まる…そんな楽曲ですね!