【大成建設参画プロジェクト】『move！YOKOHAMA waterfront』公共空間マネジメント～横浜都心臨海部における新たな移動体験を通じた回遊性向上実証｜大成建設

～歩行者共存型の自動走行モビリティによる、ウォーターフロントの回遊性向上検証、並びに公共空間の滞留性・快適性向上に向けた居心地の良い空間創造検証～
2023年9月21日(木) ～9月24日(日)の4日間、大成建設が代表を務めるPark Line推進協議会※１は、横浜市及び地元経済界との連携の下、山下公園（横浜市中区）にて、横浜都心臨海部における回遊性の向上を目的とする社会実証実験『move！YOKOHAMA waterfront※２』を実施しました。本実証では、①横浜都心臨海部における回遊性向上に向けて、 山下公園において、多世代に“移動自体を楽しく感じていただく”歩行者と共存可能な自動走行モビリティを走行させ、新たな移動手段の有効性の検証（回遊性検証）、並びに②環境配慮の人工芝敷設等、居心地のよい都市アメニティで構成される憩える空間を創出し、公共空間における滞留性向上のあり方の検証（滞留性・快適性検証）を実施しました。
【実施報告】
１．歩行者共存型自動走行モビリティ「iino」体験者数 1,838人(４日間計)
回遊性向上に係るアンケート調査では、水際線の景色を楽しみながら移動できる自動走行モビリティ体験について、安全性を含め、多くの方にご満足いただいた結果となりました。また、ご体験者の声として、「『山下公園』のみならず、『赤レンガパーク・ハンマーヘッドエリア』や『象の鼻パーク・大さん橋・日本大通りエリア』までの移動に利用したい」、という声も多くあり、横浜都心臨海部の回遊性向上に向けた、「ウォーカブルを補完するグリーンスロー・モビリティ」のニーズを把握できました。
２．居心地の良い空間創造
滞留性・快適性向上に係るアンケート調査では、特に、環境配慮型人工芝（100％リサイクル可能な人工芝）、広域Wi-Fi、給電ポート（PC、スマホ）、Park Line POD（「モバイル・インフィル®※３」牽引移動式滞留空間）について、ご来場者の高い満足度を把握できました。
３．ナイトタイムエコノミー推進
実証時間中、休前日の23日（土）17:30-18:30、横浜の地域課題である「ナイトタイムエコノミ―推進」の一環として、山下公園内のレストハウス「THE WHARF HOUSE 山下公園」の実証コラボ特別メニュー購入者限定による貸切ライドプログラム「ナイトタイム・ライド」を実施。全枠完売しました。
４．脱炭素・環境配慮の取組み
社会実証で使用した歩行者共存型自動走行モビリティ「iino」への電力供給は、全て燃料電池自動車「MIRAI」から給電しました。
５．ウェルビーイング・賑わい創造の取組み
実証時間中、サプライズ企画として、23日（土）、24日（日）の12:30-13:30、公共空間マネジメントの共創パートナー企業であるポケモン社とのサプライズコラボレーションプログラム「ピカチュウ・ライド」を実施しました。
アンケートでは、ご来場者の約36％が本実証の体験を目的として、山下公園にお越しいただきました。ご来場・ご体験いただきました皆様、誠に有難うございました。
※１ 「Park Line 推進協議会」parkline.jp/ab...
≪参加企業・団体≫（2023年11月現在）
大成建設株式会社（代表法人）、パシフィックコンサルタンツ株式会社、株式会社JTB、株式会社みずほ銀行、大和リース株式会社、株式会社NTTアーバンソリューションズ総合研究所、東日本電信電話株式会社、株式会社ドコモ・バイクシェア
※２ 「move！YOKOHAMA waterfront」（横浜市プレスリリース：2023年9月8日）
www.city.yokoh...
※３ 「モバイル・インフィル®」www.taisei.co....