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2017年1月14日撮影。
冬の東海道新幹線といえば、主に関ヶ原から米原付近にかけて積雪があった場合、列車の速度を抑えて徐行運転を行うことにより、所要時間が延びる欠点があります。
該当区間の沿線にはスプリンクラーがあり、線路に積もった雪を湿らせ、車両に付着するのを防いでいますが、それと同時に冬場だけに行っていることがあります。
それは全列車が停車する駅において、係員さんがホーム側と反対側の両方にスタンバイし、停車中に車両に付着した雪を落とす作業が存在することです。
今回は、その作業に従事される係員さんの模様を名古屋駅にて撮影しました。
まず、到着前に、数人の係員さんが持ち場に配置されます。
そして列車が到着後、車両の床下を点検し、雪が付着していた場合は手に高圧洗浄機のノズルを持ち、その雪を落とすのです。
その作業、停車しているわずかな時間で行わなければなりません。
もし雪が車両に付着したまま走行すると、走っているうちに雪が溶けて線路に落ち、それが線路のバラストに跳ね返って車両の床下の機器を損傷したり、最悪の場合は車両や沿線の家屋などのガラスを割ってしまうことにもなります。
冬の東海道新幹線ならではの光景ですが、こうした係員さんの尽力があってこそ、安全が保たれているのです。
遅れが発生してもここはこういう時期ですので、我慢しましょう。