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人手不足問題の論客としても知られる経営共創基盤(IGPI)グループ会長の冨山和彦さんが「労働供給制約の時代の労働(市場)政策」と題して登壇した。
「賃金上昇と成長(生産性向上)の黄金の好循環期に入るか、スタグフレーションという新たな、もっと辛い停滞期に入るか。いまがその分かれ目」。
2010年代初頭から人手が不足してきた中でも賃金上昇に結びつけられなかった背景を「デフレによる人余りの時代の刷り込み」「閉塞感の中でも安定を重視」してきた「昭和とデフレの呪縛」にあると解説。構造的、恒久的な人手不足から脱却するためには、賃金上昇、人的資本投資(リスキリング、アップスキリング)強化、ホワイト化など攻めの労働政策に転換していくことが必要になるとした。
司会 菅野幹雄 日本記者クラブ企画委員(日本経済新聞社)